☆ステークホルダーの重要性（初心者の方へ）

[kabukabumanさん]

今日の独り言はステークホルダーの重要性についてです。

株を始めたばかりの頃は案外見落とし易いので、特に銘柄研究の際に思い出してみて下さい。

企業にとってのステークホルダーは様々です。

顧客、株主、社員、開発・技術・販売（流通）に関する提携先、グループ企業、取引銀行
原材料の仕入先、設備の購入先、下請け企業、監査法人、幹事証券など

挙げればまだまだ沢山ありまが、どれをとっても謂わば企業の財産です。

例えば顧客の規模によって売り上げは大幅に変わりますし

強力な販路を持った企業と販売提携を行うことで売り上げを伸ばすことが出来ます。
この様に企業にとってステークホルダーは自社の発展に欠かせない存在という訳です。

投資しようとして銘柄を研究する際、業績や財務、事業の将来性などには必ず目を向けますが

どんな企業や銀行が支援しているか、どんな顧客が付いているかといったことは

意外と後回しにしてしまうことが多いのではないでしょうか。

 

たまに超割安だと考えて投資したのに全く人気のない銘柄を見受けることがあります。

そんな時は主要株主、主要顧客、提携先、メインバンク、従業員年収などを一度チェックしてみると

何かヒントが得られるかも知れません。

 

ステークホルダーは当該企業の発展大きくに関わる存在なので株価にも少なからず影響を与えます。

「事業の将来性や決算書を分析した結果どう考えても割安だから投資しよう」と決断する前に

ちょっと寄り道をして調べることをお勧めします。