斬！ザ・マーケット 2011/3/7 月曜日

[坂本 大介さん]

雇用統計は予想通りの良好な結果、原油高が重しに。

4日の東京株式市場は前日の米国株高、原油高や円高の一服を受けて

主力株中心に買われて日経平均は続伸。

後場は週末要因に加え、雇用統計を控えた様子見ムードとなり

上げ幅を縮小しました。日経平均は10,693.66円107.64高で引けました。

NY市場は、下落。雇用統計は良好な内容で市場予想通りだったため

影響は限定的で、原油価格の上昇が重しとなりました。

ダウ平均は12169.88ドル88.32安

為替は、雇用統計で2月の失業率が低下した事を好感してドル買いが先行、

その後は米国債買いの強まりによる利回り低下で売りへ

ユーロは4月の利上げ観測を受けて根強く買われました。

ドル円は82.22円ほど

ユーロ円は115.06円ほど

本日の東京市場は米国株安、原油価格上昇を受けて売りが強く始まりそうです。

今日も中東情勢など海外要因に影響される展開が予想されます。