しかしダウは強いね。
なんども上がりすぎだと思ったけどそんな事お構いなしにさらに上がってる。
今の株価を見ると数年前のサブプライムローンショックとか100年に一度の信用危機って何だったんだろうって思ってしまう。
日経もそのダウのおかげでソフトバンクとか新興企業はあれからすっかり立ち直って年間最高値を更新し続けてるし。
でも日本の今の財政状況を見ると、この株価にはかなりの疑問だけど。
僕は基本的に結構日本の将来に対しては楽観的なんだけど、さすがに今の日本に株価が上がる具体的な要素があるんだろうかと思うような状態だから。
”危機突破の経済学”でクルーグマン氏が、”株価は経済に実際に起こる事とそれほど信用ある関係を持ち合わせていない”と言ってたけど本当だなぁと思う。
裏を返せば今の経済状況と比較して現在の株価が割高とか割安だと言ってもあんまり意味がないというかナンセンスだとも言える。
ただ、僕が本格的に株をやり始めたのはサブプライムショックとか信用危機の前後だったので、それから数年間、基本的にはずっとベアだったんだよね。だから基本的に自分の感覚はベア相場で養われた感覚。
だからここ2年ぐらいまでの感覚で加熱しすぎだと感じて、空売り→踏み上げ→損切りを繰り返してた。サブプライムショック後は今までこんなに強い相場はなかったからね。自分の感覚だとさすがに上がりすぎって感じだった。
これが逆に、ずっと強い相場に慣れてると、トレンドが変わってるのに押し目だとナンピンしまくって、あげくに強制退場する人も増えるんだろうなぁ。
まぁそっちよりはましだけどね(苦笑)。
ただ知らず知らずのうちに自分の感覚がどっちかに偏ってしまうのは防ぎようがない。それに気付くにはやはりこまめに損切りするしかないんだろうね。
何度も損切りしてると自分の今の感覚と相場が合っていないと嫌でも気付かされるから(苦笑)。
5,6回連続で損切りしたらポジションを小さくするかしばらく休憩した方がいいとマーケットが言っているという事なんだろう(汗)。