今日02/18、08:50に日本銀行から発表
◆日銀金融政策決定会合議事要旨(01/24~01/25日分)
多くの委員-「日本経済が緩やかな回復軌道に復していく蓋然性、これまでに比べ高まっている」
ある委員-「1~3月期に緩やかな回復経路に復していく姿、十分に展望可能性」
ある委員-「日本の財政問題についての市場の見方に留意していく必要がある」
複数の委員-「先進国の金融緩和も背景に、投機資金の流入が拡大していることが、市況の押し上げ要因になっている」
多くの委員-「新興国の需要に支えられた需要の増大」
複数の委員-「実需面に加え、コモディティ(商品)の金融商品化が進んでいる」
複数の委員-「ボラティリティ(変動性)の高い状態が続く」
すべての委員-「今後も上昇基調で推移する」
複数の委員-「国際市況の上昇が続いた場合、交易条件の悪化が企業業績に悪影響を与える可能性に注意が必要」
ある委員-「やや円高にあることが市況上昇による交易条件への影響相殺する面も」
多くの委員-「景気回復局面では上振れリスクと下振れリスクが概ね上下にバランスしている」
複数の委員-「バランスシート調整の重石を考慮すれば、このところ市場で広がっている楽観論は、昨年前半同様、やや行き過ぎ」
複数委員-「米経済動向のもとでの長期金利や為替変動が日本経済に与える影響、十分に注意していく」
複数の委員-「国際金融資本市場や金融システムが不安定化した場合、わが国にも相応の影響が及ぶ」
ある委員-「日本の財政問題についての市場の見方、留意していく必要」
ある委員-「長期金利の水準が一頃に比べて幾分上昇しているため、効果が見えにくくなっている」
ある委員-「わが国の長期金利の上昇幅は、株価が上昇するもとでも米欧に比べて小さく、金利上昇を抑制する効果をもたらしている」
何人かの委員-「実質ゼロ金利政策の継続を説明し時間軸に対する市場の信認確保が重要」
複数の委員-「機動的なオペレーションは重要」
複数の委員-「金融市場調節方針は、金融政策決定会合で決定されるものであり、日々のオペレーションや当座預金残高の推移によって、金融政策運営についての情報発信が行われるわけではない」