今日の独り言は「人を見たら泥棒と思え」的な少々意地悪なお話です。
相場に騙しは付き物ですが、相手の顔が見えないNET上の情報や意見は裏読みも必要です。
一般的に株は買いたい時は下がって欲しいし売りたい時は騰がって欲しいものですが
だとすれば必ずしも売り煽るのが売り方で買い煽るのが買い方とは限りらず
逆の場合もあることになります。
例えばYahooの株式掲示板を覗いてみると、投稿文の中にしばしば感情的な文章を見受けますが
文章に感情が表れる人は概ね単純明快な人で、殆どの場合裏に隠された真意まで探る必要はありません。
つまり文章から投稿者の性格を推察すると、素直に理解していい内容か否かが見えて来ることがあります。
感情的な文章で売り煽る人は売り方、同じく買い煽る人は買い方であることが多く
冷静な文章の場合、売り煽る人が買い方で買い煽る人が売り方であることが多い様な気がします。
因みに買い煽る買い方の多くは単なる(塩漬け)ホルダー
売り煽る売り方は空売り組かノンホルが多く
売り煽る買い方が多いほど潜在的な買い需要は大きく
買い煽る売り方が多いほど売り圧力が強いという判断が出来ます。
但しこの話はあくまでも心理学的一般論なので
もっと駆け引きが上手な人はそのまた裏を読むかも知れません。
しかし株が心理戦である以上、ソースが明確でない情報は先ず疑ってかかるべきでしょう。
いずれにしても相場は常に腹の探り合いです。
まんまと騙されない為にも周囲の意見に目を向ける時は
その表現の裏に隠された真意を読むことが重要だと思います。