掃除機が壊れたというので、近所のケーズデンキに行ってきた。
紙パックは面倒くさい、サイクロンにしようとは思っていたが、
専門知識に疎く何にしたらいいのか、よくわからない。
しかし、吸引力に問題があることだけは知っていたので、
その点を重視していろいろ質問してみると、
結論はダイソンになった次第。
しかも、新型が出るというので、旧型がかなりディスカウントされていた。
オマケにそこから10%引きだという。
ネットで調べてしまうと、もっと安値が出てくるかもしれないので、
買値は明かしたくない。
悔しい思いをしそうなので、ネットでは調べない。
ところで、この店員さんの説明ぶりには感心した。
サイクロンにおける各型の長所・短所を、
実に明快・スピィーディに解説してくれる。
そして、買う買わないの判断を顧客に委ねる。
ネットで調べていたら、小一時間以上はかかる内容かと思う。
あちこち歩き回って値段を比較するのも面倒なので、即決した次第。
こうした店員さんの価値を、ネットで表現するのはなかなか難しいだろう。
ネットで最低価格を引くことは簡単だが、
その機種の長所短所を謳えるかというと、それは存外に難しい。
書いてあったとしても、それが隠しごともなく本音なのかは判らない。
説明する人間が自分の正面にいれば、その判定は可能だ。
その段階で、騙されたとすればそれはもう自分の責任ということだ。
リアル店舗には、まだまだ勝機があると考えている。