中国のコメの1割がカドミニウムや水銀で汚染

DRAGON'さん
DRAGON'さん

 …中国産のコメは、もはや食ってはいけないようです。イタイイタイ病や水俣病になりたいなら別ですが…。

 http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0215&f=national_0215_129.shtml

 ”中国農業部などによる調査の結果、中国で流通するコメの約10%に基準値以上のカドニウムが含まれていたことが分かった。また、中国科学院地球化学研究所の研究者が論文で、中国国内のメチル水銀摂取ルートは魚介類ではなくコメであると報告したことも分かった。カドニウムはイタイイタイ病を、メチル水銀は水俣病を引き起こす物質だ。14日、正義網が報じた。

 

  急速な工業化に伴い、中国では広大な土地が汚染されており、水や土壌の汚染によってコメが汚染され、さらに人体へと汚染が進んでいるという。2002年に農業部によって行われたコメの全国調査では、コメに含まれる重金属でもっとも多かったのが鉛(なまり)で、基準超過率は28.4%、次いでカドニウムの10.3%だった。

 

  5年後の07年に行われた調査では、全国6カ所の県クラス以上の市場でランダムに購入したコメを検査したところ、約10%のコメから基準を超えるカドニウムが検出された。中国では毎年2億トンのコメが生産されており、そのうちの10%、2000万トンが汚染されていることになる。特に南方のコメの汚染が激しく、08年4月の調査では、江西、湖南、広東省の自由市場からサンプリングしたコメを検査した結果、60%以上のコメから、国が定める基準値を超えるカドニウムが検出された。

 

  中国は企業が支払う環境保護基金の税金システムがないほか、政府が土壌汚染に関する情報を公表しないことが習慣化しており、その結果、政府と一般市民との間に情報格差が生じている。特に自作でコメを食している多くの農民は、汚染を知らずに重金属にまみれたコメを食べ続けている。

 

  中国の有識者たちは、政府は汚染された土壌での稲作を禁止していないにもかかわらず、重金属に汚染されたコメの流通を禁止している事が矛盾であり、これでは汚染コメの流通を防ぐことはできないと指摘した。”

 

 関連ニュースとしては…

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110204-00000016-rcdc-cn

 中国の胃がん発病率は世界一って記事ですが。記事では原因として食生活の乱れと書かれていましたが…食材その他にも問題が有る様な気がしますね。

 例えばアレですね。メラミン入りの牛乳とか、廃油を再生した(発がん性が高いと言われる)食用油とか、工場の廃棄物によって汚染された水とか…

 …中国で口に入るもの(ふれるもの)は安全と考えない方が良いと言うのが、あらためて良く分かりました。

 皆さんも、お気を付けを。

DRAGON'さんのブログ一覧