後半生で「持ちたくない友」

kfjさん
kfjさん

その昔『知的生活の方法』で一躍名を成した渡部昇一氏が
近著『知的余生の方法』(新潮新書 2010年11月)で,後
半生における交友関係についてなかなか興味深い指摘をし
ている(同書 pp.179-86)。

前半生はさておき,後半生で「持ちたくない友」の特徴は
次の通り。

1 ベースになる思想・信条が違う
2 支払能力(収入)が違う
3 教養の差が大きい

現在50代前半の私だが,40代の半ば頃からだろうか,人の
好き嫌いがとみに激しくなってきたことを鮮やかに記憶し
ている。頑迷固陋・狷介孤高へと向かう老化の一種か,と
些か自嘲しつつさして自重もしてこなかったが,碩学・渡
部先生のこのご指摘に百万の援軍を得た思いである。

「な〜んだ,結局うまが合わない人とは合わない。そもそ
もそういうものなんだ」,である。知性・気性の合わない
方と無理をして合わせる必要などない。労力と時間の無駄。


このような視点で本サイトの日記・コメントを拝見してい
ると,なかなか面白い。
4件のコメントがあります
1~4件 / 全4件
kfjさん
☆美味しいうどんさん

コメント,ありがとうございます。

美味しいうどんさんにもご賛同いただき,援軍はさらに
増強されました。\(^o^)/

昨夕偶々電車の車中で読んでいた雑誌にあった,ある
企業経営者の言葉として紹介されていた一文。


成功のために大切なことは,誰と付き合うか,ではなく,
誰と付き合わないかである。

交友関係も,株式の銘柄選択も,せめて貧乏くじは引か
ずに,そしてその先首の上に付いているものを働かせて
いけば,まあまずまずどうにかなっていくのではないか,
と愚考する昨今であります。

ではまた。(^_^)/
kfjさん
☆monarouさん

はじめまして。

私の近親に,ついつい周りに合わせてしまい,
結局いつもぐったり疲れているという中年女性
がいます。それが習い性となっているようで,
その転換を図るのはなかなか困難なようですが,
その方針転換無しに豊かな後半生はなさそうで
す。

今後ともよろしくお願いします。
こんにちは

>「な〜んだ,結局うまが合わない人とは合わない。そもそ
もそういうものなんだ」,である。知性・気性の合わない
方と無理をして合わせる必要などない。労力と時間の無駄。


本当に言い当ててますね。(^^)
まさに この通りです。

わたしも ストレスがかかるような人とは 無理して付き合いません。
残された人生と時間 自分の為に有効に使いたいものです。
monarouさん
kfjさんこんにちは(*^_^*)

「持ちたくない友」の特徴、本当にその通りです~☆

上記の3つの特徴が違うと まず趣味や興味がわくことが違ってきますもんね^_^;

無理に話をあわせるのもなんだか面倒なお年頃のmonarouでした(*^_^*)
kfjさんのブログ一覧