きょう01月13日04:00に
米連邦準備制度理事会(FRB)が公表
米・ベージュブック(地区連銀経済報告)-公表
◆昨年11月中旬から12月にかけて米国経済は緩やかな拡大を続けた。
◆12連銀地区全体で好調な年末商戦や製造業の回復が寄与
◆製造業・小売・金融サービスが改善
◆ほとんどの連銀地区で、小売業者と製造業者はコストの上昇を報告
◆企業の一部が労働力の増強を進めており、労働市場が全米の大半の地区で一層安定しつつある
◆高い失業率のために、賃金の上振れ圧力は依然「非常に限られている」
◆住宅セクターは昨年終盤に引き続き低迷。
◆住宅用不動産と新規住宅建設は全米で低調。
◆ボストンとニューヨーク、フィラデルフィア、リッチモンドの各連銀地区は、経済状況が「改善している」
◆クリーブランドとアトランタ、シカゴ、セントルイス、カンザスシティー、ダラスといった連銀地区の経済活動は「若干から緩やかなペースで加速」
◆ミネアポリス連銀地区は「緩やかなペースでの回復が持続した」
◆サンフランシスコ連銀地区の経済活動は「一段と安定した」
◆「大半の連銀地区で業況見通しは良好だが、引き続き全般的に慎重さが示唆された」
◆「ボストンとリッチモンド、アトランタ、シカゴ、カンザスシティー連銀地区では、販売促進活動や値引きに対する消費者の良好な反応が見られた一方で、フィラデルフィアとサンフランシスコ連銀地区では小売各社の値引きへの依存度が低下したことが報告された」
ベージュブックは米経済活動の総括で、今月25-26日に開かれるFRBの米連邦公開市場委員会(FOMC)で参考資料とされる。
★報告書の表紙がベージュ色をしているため、ベージュブックと呼ばれる