GABAにはリラックス作用があり、副交感神経を優位にするので
胃酸の分泌は増加するだろう。
しかし、GABAのリラックス効果は、ストレスで優位になっている交感神経をやがて鎮め、優位になった副交感神経によって胃への血流を増加させ胃粘膜の治癒につながる可能性がある。
胃酸過多による胃痛にガスター10を使用しながら、
GABAを含有する和サプリ五穀米を併用することを模索している。
GABAの有する睡眠の質を改善させる作用も、
結果的に胃に対し好影響を与えるだろう。
胃酸の分泌を抑えるために副交感神経遮断薬なるものが
ロートエキス初め昔から存在している。
それでストレス性胃炎が改善されるのなら、
H2ブロッカーやPPIは開発されやしなかった。
ストレスにはリラックスで対応して、
元を断たなければ胃炎の改善する道はないのではないか?
PS:ネット検索すると、胃に対する自律神経の関係に矛盾を感じるという意見があり、
オイラも実はそう思う。
交感神経が優位になると、反射的に副交感神経も頑張りだすという記述が
元凶になっている。
自律神経だけで説明しようとするから無理がでるという意見もあった。
このストレス性胃炎という分野は、まだまだ検証の余地が大きいと思う。