何か、細川内閣のときの農業分野の無理やり開国と同じでＴＰＰに突っ込むようだ。この行為自体は仕方のないことだろうが、米国に踊らされている感じがする。コメも米国から輸入するつもりだろう。そのときの対応さえきちんとしてれば良いのではとも思う。また公共事業にぶち込んで農家無視の政策はないだろう。これで一番打撃を受けそうなのが、流通だろう。小麦も下がり、パンやうどんの値段が下がり、ラーメンも値下げ。人件費を削られてしまいそうだ。ハイパーデフレになりそうだが、年金もらってる人には朗報だろう。ただその後、輸出が伸びれば、徐々に円高に進むのかどうか試算してみないとわからない。やっぱり、一気に自由化をやってしまうのは無謀なのだろうか？まずは個別にすべきなのではと思う。劇薬となりそうなＴＰＰの締結の前に日米の間の貿易自由化が先だろう。（Ｙ）
ＴＰＰ「協議開始」を表明、「平成の開国」めざす＝菅首相
2010年 11月 13日 11:34 JST
［横浜 １３日 ロイター］ 菅直人首相は１３日午前、アジア太平洋経済協力会議（ＡＰＥＣ）首脳会議に先立って当地で開催されているＡＰＥＣ最高経営責任者（ＣＥＯ）サミットであいさつし、環太平洋経済連携協定（ＴＰＰ）の交渉参加に向けて「関係国との協議を開始する」と表明した。
アジア太平洋地域を中心に「高いレベルでの経済連携」を進めるため、「平成の開国」を実現すると強調した。
菅首相は、今回のＡＰＥＣには２つの大きなテーマがあるとし、１つは貿易投資の自由化と円滑化だと指摘。「この分野をさらに掘り下げ、人・モノ・カネが行き交うＦＴＡＡＰ（アジア太平洋自由貿易圏）の実現にさらに踏み込んでいく」と語った。また、世界・地域経済が直面している新たな課題に対応し、持続可能な成長達成に向けて「ＡＰＥＣのメンバーが認識を共有することが重要」と述べ、「ＡＰＥＣで初めて成長戦略の策定をめざす」と強調。共通理解が得られるよう「議長として最善を尽くす」と豊富を語った。・・・
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-18158520101113
