民放キー局5社の2010年9月中間決算が出そろい、フジ、日本テレビ、テレビ朝日の3社が増収増益だったとのことです。
番組と番組の間に流す「スポットCM」を中心に広告収入が回復し、番組制作費などの削減の効果も出たようです。
一方でTBSホールディングスの9月中間決算は2期連続の純損失となったそうです。
フジ、日テレ、テレ朝、テレビ東京の4社は本業の放送広告収入が増収となったそうです。
新製品の発売時期に合わせて投入できるスポットCMは、各社とも前年同期比で約4~11%増と好調だったようです。
ただ、企業が特定の番組のスポンサーになって流す「タイムCM」は、企業にとって固定費になるため敬遠する傾向が続いているようです。
スポットが戻ってきたのは少しは光が差してきたようですね。