…記事内にある”中国人業者の間では、劣悪商品を扱う商売には見切りをつける潮時だとして、「中国製の高品質商品を売り、メード・イン・チャイナの名声を確立すべきだ」との声も出はじめたという”この一節が中国人のメンタリティを良くあらわしているかと。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1019&f=business_1019_212.shtml
”アフリカ中部のウガンダで、中国系業者が「苦境」におちいった。自国製のにせ商品や劣悪商品を売ってきたことで、「中国製は問題製品」の代名詞との悪評が定着し、当局も中国製品を対象とする集中検査を始めた。中国新聞社が報じた。
ウガンダの日用品市場は、高級品と低価格品の二極化傾向が強い。中国製品は低価格品として同国市場に参入した。乾電池の場合、広東省に本社を置く虎頭電池が、一時はシェアを伸ばした。しかし、販売代理権で現地企業2社が争ったことをきっかけに、劣悪な「にせ商品」が大量に流入。ウガンダ当局も虎頭電池を「ブラック・リスト」に載せ、現在では同ブランドの電池を見かけることは、ほとんどなくなったという。
革靴でも、劣悪な商品が問題になった。同国の品質標準局は2009年に、中国製靴を検査の重点対象に指定。中国系業者十数社の商品が倉庫で封印され、巨大な損害が出ているという。
中国製の靴が「目のかたき」にされた直接の理由はオタフィラ観光経済産業大臣の指示だったとされる。同大臣が中国製の靴を買ったところ、1週間ほどで形がくずれ、のりづけ部分がはがれるなど、劣悪品だった。大臣はただちに会議を開き、劣悪な靴の撲滅を指示したという。
ウガンダで、靴に関する品質基準は欧州連合(EU)に準じており、極めて高いレベルだ。中国人業者の中には「ウガンダの基準は満たさないが、まずまずの品質」の靴を取り扱い、政府の取り締まりを逃れて安定した利益を出しているケースもある。
中国人業者の間では、劣悪商品を扱う商売には見切りをつける潮時だとして、「中国製の高品質商品を売り、メード・イン・チャイナの名声を確立すべきだ」との声も出はじめたという。”
先に悪評が立っちゃうと、それを取り戻して良い評判にするにはかなりの時間と努力がかかると思うんですけどね。
そう言う事が分かって無いんじゃ商取引は無理な気がしますが…。