天才について思うこと

[らいあんさん]

最近昔の友達と話してた事とかがふと記憶によみがえってくる時がある。

かなり前にある友達が言ってたことを今でも覚えてる。その人はジャズのギターリストで、子供のころからずっとギターを弾いてたんだって。だからほとんどのポップソングなんて一度聞いただけですぐにコピーしてそれを自身でアレンジ出来るぐらい上手い。そりゃ見事なものです。

それでね。ある日、たまたまどこかで二ールヤングの”ハーベスト”ってアルバムを聴いたんだって。それまでその人はフォークとかロックをどこかバカにしてたんだけどその時はびっくりしたって言ってた。

二ールヤングのギターは高度なテクニックを使ってる訳じゃいないし、むしろ技術的には初歩的なものなんだけど、その人が理解していたパターンとは全く違う発想でギターを弾いてた事に感動したんだって。その人いわくギターの教育を受けてきた人だと逆にそういう知識が足枷になって、二ールヤングがやっているような発想がなかなか浮かばないらしい。

でその話をふと思いだして、そういう人達が天才と呼ばれるんだろうなぁと思った。天才とは、難しい理論を知っているとか高度なテクニックが出来るとかそう言う事じゃなく、基本の反復練習を繰り返しているうちに、他人には浮かばないその人なりのユニークなやり方を見つける人のことじゃないかな。それがごくごく基本的な技術でも才能がある人がやるとそれがそうは見えない。

それでも常人はその人が出来ない技術とか知らない知識にだけに注目して非難したりバカにしたりする。

ちょうど前回のワールドカップで中村俊輔を非難したようにね。

元セルティックのゴードン・ストラカン監督が中村について言った言葉が天才とは何かを正確に表していると思う。

「周囲が言うとおり、中村はタックルができない。ヘディングもできない。それがどうした。彼は天才だ。」

[らいあんさん]

良いアーティストが揃っていますね。

事務所がお金を稼ぐためだけに選んだアーティストでない事はよくわかります。

山崎まさよしとか秦 基博は結構好きでたまに聞いていますよ。

僕は何故か男性シンガーが好きなんですよね。偏見だとはわかっているんですが、女性シンガーの声にはあまり魅力を感じないんです。男性特有のあのナイーブ感が好きなのかな。だから尾崎豊の曲とかを女性シンガーに綺麗に歌われるとなんか抵抗がありますね（苦笑）。そこは男の世界なんで”そっとしておいてね”って思ってしまう自分がいます（汗）。

[思惑さん]

＞スキマスイッチとか聞くんですね。ちょっと意外です。

日本には、何故だか渋谷系ミュージックなるものが１９６０年代後半から存在します。

http://www.office-augusta.com/index.html
たぶんこの事務所が渋谷系の音楽の正統な系統者だと思います。

これすべて歴史がなせる業なんですね！

[らいあんさん]

こんにちわ、幸せな結末さん

スキマスイッチとか聞くんですね。ちょっと意外です。

天才というのは技術を極めるというよりその基礎の繰り返しの中から新たな発想を生み出せる人の事だと思っています。勿論基礎の技術がしっかりしているというのが大前提ですが。

最終的には歴史が証明するというのは本当にその通りだと思います。

[思惑さん]

こんにちは、らいあんさん。

二ールヤングが天才かどうかはわかりませんが、歴史に残るか残らないかを言えば残る人だと思います。

http://rock.princess.cc/rock/buffalo.html
なんたって、バッファロースプリングフィールドのメンバーですから！

音楽では、アーティスト側からは、売れる売れないが重要なことになりますが、リスナー側からは、残る残らないが重要なことになります。（１０年経とうと３０年経とうと売れる音楽が私にとっては重要です。）

最近の曲で、売れてかつ残りそうだと感じたものはこれくらいです。
http://www.youtube.com/watch?v=yw8OmnujQdc&feature=player_embedded#!

これが本当になるかならないかは、歴史が証明するのを待つしかありません！