コンビニエンスストア各社が中国で出店攻勢を強めているようです。
地元資本に対抗して、日本勢は最先端の衛生管理の仕組みを導入し、食品の「安全・安心」を前面に打ち出し、消費者にアピールする考えのようです。
ローソンは325店を展開中の上海に続き、7月に重慶に1号店を出店し、弁当工場には日本と同レベルの衛生管理を導入、低温での配送・販売の仕組みも整えたそうです。
中国ではこの数年、粉ミルクへの有害物質混入や、野菜に付着した残留農薬による中毒などの問題が相次ぎ、若者を中心に「食の安全」への関心が高まっており、ローソンはこうした若者の心をつかむことが事業成功の鍵を握るとみているようです。
上海にはローソンのほかファミリーマートが332店、セブン―イレブン・ジャパンが37店を展開するのに加えて中国資本の「好徳」や「快客」などがあり、コンビニ総数は4200店以上に上るそうです。
上海にこんなにコンビニがあるとは知りませんでした。
市場が大きいだけに、大都市ではまだまだ増えそうですね。