斬！ザ・マーケット 2010/8/27 金曜日

[坂本 大介さん]

経済指標発表に注目の一日になりそうです。


26日の日経平均は、寄り付きから買い先行で始まって堅調に推移し、8906.48円61.09高で引けました。
高値は8910.62円まで伸びつつも9,000円には届かず。
5日ぶりの反発要因は、円高一服と中国株高の影響とのこと。


米国も7月の新規失業保険申請件数が予想値を下回ったことが好感されて寄り付きから買われ、
10104.71ドルまで伸ばすもその後は反落に転じ、9985.81ドル74.25安で引けました。
NASDAQ,S&P500も反落。
本日予定の4-6月期GDPの改定値発表を前に警戒感が広がりました。

ドル円は84円半ばでもみ合っています。クロス円は円安傾向あり。

今日は国内でも経済指標発表が数件あり、要人発言もあるので、この辺を注目しつつ動きを探るようになるでしょう。
方向性に乏しくどちらに動くか見えづらいですが、欧米の経済指標や、FRB議長発言への様子見感から消極的な売りに傾斜する可能性の方が高いかもしれません。

果たして9,000円台を奪還できるか？