前日の日本市場は米国市場の反落と円高の影響をうけて寄り付きから窓を開けて安値で開始、リスク回避の円買い、債券買いが強く、株価は伸び悩む形で一時9200円を割り込む場面もありました。
前日比-57.95の9,220.88円で取引を終え、5日連続の続落となりました。
米国市場は対照的に大幅反発、4-6月期決算への好感と、中古住宅販売件数や景気先行指数は前月比では下げているものの市場予想を下回る結果だったことが、景気先行きへの不安感を和らげ、前日からの下げ幅をもどす形となりました。
本日の国内市場は、米国市場の活況と円高基調の一服を受けて前日から反発する可能性が高いですが、勢いを維持するだけの材料がなければ、値動きは為替の動きを見ながらもみ合いとなり、引けにかけてリスク回避の手仕舞い売りが入る可能性があります。