~混迷の世に求められるリーダーシップとは~
「新潮45 初夏特大号 2010・7」 新潮社 税込860円
この見出しを目にしたときに、リチャードコシミズ氏が指摘した通り、
やはり小沢一郎の鋭い作戦(田中真紀子女史へのスカートめくり?)が的中していると感じた。
ただし、あのケケナカが読売と一緒にしゃしゃり出てきてしまったので、
民主党に対する風向きがそう良いとも思えない。
そこで、小沢氏が民主党を割って出る作戦が
当然のように頭をもたげてくるのだが、
だからといってそれが成功するとも限らない。
舛添要一氏も同紙に寄稿しており、
「小沢一郎に最後のとどめを刺す」などと書いているが、
それもまた、すんなりと成功するとも思えない。
混沌とした中で、各種の舌戦は繰り広げられており、
副島隆彦氏と佐藤優氏との対談形式で、次なる書籍も出ていた。
★「小沢革命政権で日本を救え」 日本文芸社 1,600円+税
あの狼っぽい二階堂氏も、小沢氏をまだ買っているようだ。
このあたりの舌戦戦術が功を奏し、さらに保守的なムードが醸し出せれば、
また新しい風が生まれるのかもしれない。