TAROSSAさんのブログ
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投資先としての魅力が日本はアジア主要国中ビリ
日本はアジアの主要国で最も投資先としての魅力が無いそうです。
英投資ファンドのコラーキャピタルが、米欧アジアの生命保険会社など主要な機関投資家を対象にしたアンケートで、こんな結果が出たそうです。
日本、中国、台湾、インド、韓国、豪州に対する今後2年の投資の魅力では、「既存企業の買収」は豪州、「ベンチャーへの出資」は中国が首位で、日本はどちらも最下位だったそうです。
日本への投資を「拡大」または「開始」と答えた投資家は計12%で、中国(計53%)やインド(計44%)を大きく下回ったそうです。
非上場企業の成長力に着目して未公開株を取得する「プライベートエクイティ」を手がける投資ファンドに出資している機関投資家110社の回答のようですが、日本は成長力が弱いと受けとられているようですね。
多分、これから円安になるのを見越しているのでしょう。
成長性より、為替の期待度のほうが重要です。
ユーロ圏はユーロ安に舵を取り、実を取りました。
今回の経済指標を見れば理由は明白。
ユーロ安の貿易激増でしょう。
日本における外資企業の割合は10%を下回っていると思いますが、中国のような社会主義国家でも半分近くが外資企業という解放度です。
外資が日本企業を買収したりするとすぐに市場原理主義とかハゲタカとか言ってネガティブキャンペーンを展開する社会主義的な政治家がいることも問題です。
日本に市場原理主義が存在したことはなく、むしろ規制大国であり市場主義が機能していないというのが世界の常識であり、日本の常識が世界の非常識となっているのは日本の政治家の悪しき発想ではないかと思います。
為替も一つの要因ではあるんでしょうね。
日本への魅力が減っているんでしょうね。
規制で国内企業が保護されている面はありますね。
外資企業を毛嫌いしている面もあるでしょうね。
外資というとのっとりのイメージが強いんでしょうかね。