12/6、日経新聞夕刊、5面
「冒険できる緩さを」
★無駄を排除する管理社会は沈没の始まり
★あいまいさ、緩さが可能性を生んでいく
★「架空の私」に逃げ込む現代人には限界がある
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さすが荒俣さん、現代の風潮は「お見通しだっ!」って感じ。
なるほど、荒俣さんのプロフィールをみると元SEだったようで。
それと文筆業では、元々翻訳者でもあると。
それがいつの間にかオカルトの世界に魅了され、「帝都物語」で87年日本SF大賞。
荒俣さんの人生を眺めるだけで、オイラまでわくわくしてきて面白い。
オイラは元々わがままだから、面白い事でないと続かない。
それがままならない場合は、可能な限りつまらないと思える仕事にも
面白さを見出すことにしている。
極論を言うと、たとえ刑務所に入っていても「遊び」を見出して、
地獄を極楽に変えようとする本能をオイラは持っていると自負するのだった。
転職や独立を考えるにしろ、今いる職場から盗めることは全部盗んでいくつもり。
そう思えば逆に、今に集中して全力を出せる。
未来はわからないけど、そんな気概を持つだけでも
地獄が天国に変わってくるから不思議なのだった。