TAROSSAさんのブログ
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東証1部上場企業の76%が今期増益見込みで増配企業も増加
東証1部に上場している1182社(金融除く3月期決算企業の99.2%)のうち、76.5%(904社)の企業が平成23年3月期決算で前期に比べ経常増益になる見込みだそうです。
22年3月期は自動車、電機など輸出産業を中心に57.0%(674社)の企業で経常増益だったが、23年3月期は内需関連に波及し、幅広い業種で業績が回復するようです。
23年3月期の売上高は6.1%増(22年3月期は11.2%減)で3年ぶりの増収が見込まれるようです。
経常利益は35.0%増(同23.6%増)と増益率も拡大しそうです。
輸出産業の好業績が内需を刺激し、景気拡大が広がる見込みで、不動産業の経常利益は14.6%増(同1.4%減)と3年ぶりの増益見通しとなっているほか、陸運が2.6%増(同20.2%減)、建設が10.3%増(同8.2%減)となるなど増益基調が鮮明になりつつあるようです。
増配企業も増加する見通しで、東証1部上場1212社(3月期決算企業の95.3%)を対象にした日興コーディアル証券の集計によると、増配企業は250社と前期より46社増加する見込みだそうです。
前期は安定した財務体質を確保するため減配や無配とする企業が多かったが、最悪期を脱したことから、減配企業は前期の403社から96社に激減し、無配企業は前期の95社から81社に減少する見通しだそうです。
増配予定業種では、業績回復の先導役となった電機(29社)、輸送用機器(22社)、化学(25社)など外需関連が半数を占めているそうです。
ギリシャ問題等最近の状況を考えると、まだまだ不安定要素は多く、先が読みづらいですね。
多くの企業がユーロ130円ドル円90円で計算。110円前後のユーロ安では大幅減益でしょう。
そういっても、原料も安く入るので、余り関係ないようです。
米国、中国のインフレも収まり、逆に良い方向か?
不安定要素ですが、リーマンのときと米金融機関の懐具合は違います。
景気絶好調というのは条件がそろわないとなかなか厳しいですね(><)
これが晴れたらとてもいい方向に行くように思うのですが” 気長に時を待ちましょう~
マイナス面もあるけどプラス面もあり、結局それほど変わらないのでしょうか。
でもなんとなく不安はありますね。
業績回復を見込んでいる企業が多いですが、業績予想作成時にはこれほどのユーロ安を予想していなかった企業も多いかもしれませんね。
気長に待ちましょうかね。