銀行を除く九州・沖縄の主要30社の平成22年3月期(一部は2月期)連結決算は、軒並み最終利益が減少または最終損失計上となった前期から好転、18社が最終損益の黒字転換や増益決算となったようです。
一方、売上高は25社が減収で、コスト圧縮により利益を確保した色彩が強いようです。
景気反転の実感は鈍く、本格的な業績回復には、まだ時間がかかりそうです。
製造業はトヨタ自動車九州(単体)がエコカー減税効果やアジアを中心とした海外需要増などで、売上高が前期比26.6%増の9325億円、最終損益は黒字に転換したそうです。
流通業は個人消費の冷え込む中、MrMax(単体)が唯一の増収で、売上高は7.2%増の1034億円と過去最高だったそうです。
運輸業は高速道路料金の割引制度が響き、JR九州、西日本鉄道とも減収となったようです。
昨日の日記の傾向は、九州においても同じようですね。