リストラ効果で東証1部企業の6割が増益も増収増益企業は14%

TAROSSAさん
TAROSSAさん
東証1部に株式を上場している1260社(3月期決算企業の95%)の2010年3月期決算は、約59%の企業で経常利益が増益となったそうです。
リーマン・ショックの影響で業績が悪化した2009年3月期の増益企業は約2割にとどまっていたのが、経常利益の総額も前期比55.8%増と2年ぶりの増益で、自動車や電機など輸出関連企業の回復がけん引役となったようです。

ただ、売上高と経常利益がともに増えた「増収・増益」企業は約14%の182社にとどまったそうです。
経常利益の総額もリーマン・ショック前の2008年3月期と比べると半分程度で、本業の回復よりも経費削減で利益をなんとか確保した形で、企業業績は回復の途上のようです。

また、業種によってばらつきも出ており、新興国の需要回復の恩恵を受けやすい輸出関連の製造業に比べ、陸運や建設など内需型企業は苦戦が続いているようです。

回復基調も道半ばといった感じですね。
2件のコメントがあります
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TAROSSAさん
どすこいさん こんばんは。

リストラにもいろいろあるようで、よく使われている人員削減やコスト削減、本来の意味でもある事業構造改革(再構築)などがありますね。
全ての企業が人員削減したわけではなく、おそらくコスト削減した企業が多いんでしょうね。

増益するなら増収したうえで増益してほしいところですが、今の世の中、売上げを伸ばすのはなかなか難しいでしょうね。

私としても明るい将来を夢見たいですが...
アン♪さん
TAROSSAさん、こんばんは^^ どすこいです。

企業にとって、リストラの経費削減で利益を確保するのは、なんとも安直なやり方。
サラリーマン諸氏は、内心穏やかではないでしょう・・・。

その昔、高度経済成長の時期、サラリーマンが家庭を顧みる暇がなかったことは確かに問題だったでしょう。でも、経済的には、「夢があった」
今頑張れば、その先、もっといい生活ができる。豊かな老後がある。
そう思ったからこそ、みんな頑張れたはずです。

今朝、ニュースでやってました。
「このままでは、老後、国民に社会保障を確約できなくなるのでは・・・」
おいおい!政治家さんと官僚さん・・・。やり方悪かったこと認めてよ。そのツケを国民に?

私たちも、子どもたちも、孫たちも・・・みんなが夢を持てるような時代に戻るには、いったいどうしたらいいのでしょうか・・・。
まずは、企業が過去の日本的雇用のよさを思い出してくれないと!・・・以上、愚痴でした^^;
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