武富士は、新宿区の本社を除くほとんどの不動産や貸付債権の一部を入札方式で売る方針だそうです。
資金繰りが厳しくなっており、現金の確保を急いでいるようです。
売却に備えて約200億円の評価損を計上するため、2010年3月期の連結純利益予想を130億円から45億円に下方修正したようです。
不動産や債権の譲渡時期は5月末の予定で、いくらの現金を調達できるかは確定していないようです。
社長が先月150億円程度を調達するメドを付けたとの見通しを示していたようですが、最終的にはやや上回る模様だそうです。
ただ、売却する不動産には、東京都心や京都市内の土地も含まれるが、不動産市況の低迷で損失計上が避けられないようです。
資金繰りの手段が限られてきているんでしょうね。
厳しいですね。
関連銘柄
武富士