28日後場の日経平均株価は前日比287円87銭安の1万924円79銭と3営業日ぶりに大幅反落。1日の下げ幅としては2月5日(298円安)に次ぐ今年2番目の大きさとなった。一部の銘柄に好決算を材料視した買いが入り、日経平均は下げ幅を縮小する場面があったが、FOMC(米連邦公開市場委員会)の声明文発表を控えるほか、祝日を前にした手じまい売りもあって上値は重く、安値圏に押し返された。東証1部の出来高は24億7831万株。売買代金は1兆9307億円。騰落銘柄数は値上がり151銘柄、値下がり1476銘柄、変わらず44銘柄。
しんきんアセットマネジメント投信・投信グループ長の藤原直樹氏は「短期筋が多いので、祝日前では利益確定売りも仕方がない。連休を控えているため動きにくさもある。環境が変わらないようなら、連休明けにも企業業績を見ながら戻りを試す展開が期待できるだろう。ギリシャの問題はもはや感情的なもの。デモなどが取りざたされ、再建に対してやる気があるのか疑わしさもあるのではないか。ポルトガルに関してもギリシャとは別問題であり、欧州全体には飛び火しないという考え方は変わっていない」と指摘している。
業種別では、JR東日本 、ヤマトHD など陸運株は停滞。東京海上 など保険株や、クレセゾン などノンバンク株もさえない。特種東海 や、11年3月期で減益予想の日本紙 などパルプ・紙株にも売りが継続した。KDDI など情報・通信株もさえない。ファナック 、京セラ などハイテク株も安い。住金 など鉄鋼株や、DOWA など非鉄金属株も軟調。国際帝石 など資源開発株も売りが優勢となった。オークマ など機械株も下押した。
半面、個別で、10年3月期連結業績予想を上方修正した明和産 が値上がり率トップ。10年3月期連結利益見通しを引き上げたライト工業 や、クラボウ も高い。11年3月期連結で営業益3.8倍予想の日精線 をはじめ、デンソー も堅調。自社株買いなどを発表した東京個別 も物色された。独ダイムラーとの共同開発が伝わった東レ などもしっかり。なお、東証業種別株価指数は、全33業種が下落した。
提供:モーニングスター社
2件のコメントがあります
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スケープドール紫さんこんにちは。
日経先物で稼げそうです。
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こんばんは
最近の日経の動きは、面白いですね~
200円前後の値動きが頻繁に起こっている。
ヤマトHD は、毎日見ています。
チャート的にもそこそこいい銘柄な気が・・・
30円まで下がれば買うのですが
思うようには なかなか行かず・・・
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