気になる話題「バイオ燃料、低コスト量産」

新日石石油やトヨタ自動車、三菱重工業など国内大手16社は大学や政府機関と共同でバイオエタノールの低コスト量産技術を開発する。植物廃材を原料に、2015年に1リットルあたりの生産コストを40円と、国際競争力のある水準まで下げることを目指す。
(参考:日本経済新聞)
--------------------------

原料は稲わらやもみ殻、建築材など割安で大量に入手できる植物由来の廃材を利用。
国内でのバイオエタノールの生産コストは効率の最も良いサトウキビからでも1リットル140円程度でガソリンに比べ割高。

<参加する16社>
新日本石油、トヨタ自動車、出光興産、味の素、三菱重工業、三菱農機、三井造船、明治製菓、月島機械、東レ、王子製紙、ヤンマー農機、日揮、ジャパンエナジー、三菱化学、三井化学


量産時期は未定とありますが、将来的に原油価格、トウモロコシや小麦などの価格上昇は収まりそうな感じはします。
ニュースに注目しながら、下降トレンド中の製紙会社や製菓会社などの反転時期は要注目。

車もおいしいものも大好き出し、日本経済も良くなるなら、投資という形で参加('~')
6件のコメントがあります
1~6件 / 全6件
 Saconさんどうもです。

 はっきり書きませんですみません。
 いえるのは"バイオマス"は努力に対する見返りが非常に
 "寂しい"ということです。
 特に"稲わらやもみ殻、建築材"では目も当てられません。

 もしご興味ありましたらWikiの"バイオマス""バイオエタノール"の項目を
 読むだけでも十分理解できると思います。
 また下記アドレスの記事を読むのも面白いでしょう。
 違った意味でバイオマスの抱えている問題がわかると思います。
 http://www.worldwatch-japan.org/NEWS/ecoeconomyupdate2005-1.html

 肯定的なものを確認する場合は"資源エネルギー庁"のHPや
 下記サイトが良いと思います。
 http://www.biomass-hq.jp/
ぎっくりさん、返信コメントありがとうございます。

こちらこそ、挨拶遅れました。はじめまして。

「まゆつば」の部分は素人なのでわかりませんが、すぐに影響上昇するのか、近い将来なのか、全く上昇しないのか、製紙、製菓などの会社の株価をしばらく観察したいと思います。
 Saconさん。はじめましてでした。
 事後あいさつですみません。 

 >原油価格や食料価格の上昇を抑えるのが目的でしょう。
 これがもっと"まゆつば"なんですよ~
 この記事はバイオマス導入の最大の課題(矛盾?)を
 出していませんからね。

 尚、この記事の"株価"への影響はわかりません。
 案外あがるかも。
 環境関係のアドバルーンは企業活動にとって非常に有効です(笑)。
 
 
GT-Rさん、ぎっくりさんコメントありがとうございます。

>GT-Rさん

16社がどうやって決まったかはわかりませんが、自動車メーカーはどこかのサンプルがとれれば良い程度なのかもしれません。
影響が出ている会社は厳しいでしょうから、原油価格や食料価格に良い影響をもたらしてくれるといいですね。

>ぎっくりさん

原油価格や食料価格の上昇を抑えるのが目的でしょう。
既存技術の使用では、1リットル100円に下げるのが限界らしいですが、新技術の開発で1リットル40円を目指すとあるので、40円に到達は無理でも、ある程度の成果を上げるだけでも、原油価格や食料価格に影響を与えてくれるでしょう。
バイオ燃料そのものが「未来のめしの種」になるかは「新技術開発」の成果次第でしょうか。
 環境関連の業務をやっている人間から見ればまさに
 "まゆつば"です。稲わらやもみ殻、建築材がバイオエタノールに
 できるならとっくにバイオマス発電で利用してます。

 「稲わらやもみ殻、建築材そして...」については
 企業&行政にとってめんどくさい問題が発生しており
 この件である程度ものになって問題が少しでも解決され、
 よしんば宣伝になればいいと思ってやっている程度の代物
 でしょう。
 これら16社の工場で対応した車が走る程度が結末かな。
 
 本当に未来のめしの種になるなら16社も参画させませんよ(笑)
Rsunさん
いいニュースですね。

トウモロコシやサトウキビでは後進国(失礼)の食糧問題になりかねません。当然日本の食料にも影響が・・・。

車メーカーで、トヨタしか参加していないのがちょっと気にかかりますが、期待大ですね。
コモディティバブルさんのブログ一覧