円安基調に振れたことから輸出関連に買い。

UMC取締役 岡部さん
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木曜日の東京マーケットは、前日の米国株式市場が、大手格付け会社がポルトガル国債の格下げたことが嫌気され下落したが、外国為替市場で円相場が1ドル=92円台まで下落したことから輸出関連銘柄を中心に買いが先行して寄り付いた。買い一巡後は、高値警戒感から利益確定の売りに押され、日経平均は上げ幅を縮小した。
後場に入ると、アジア各国の株式市場が軟調に推移していることが投資家心理を冷え込ませ、日経平均はマイナスに転じる場面も見られたが、下値では企業業績の改善期待から底堅い値動きとなった。
業種別TOPIXでは、その他製品、繊維製品、機械が上昇した。一方、空運、小売、鉱業が下落した。個別では、任天堂、ファナック、ジェイテクトが高い。半面、サイバーエージェント、アンジェス MG、鹿島建設が下げた。

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