テイッシュ箱で感じた企業努力の凄さ!?

坂本彰さん
坂本彰さん
先ほど、イオンへ行ってきたのですが
そこで驚くべき光景を見かけました。

何と、5箱入りのテイッシュが横に
積み上げてあったのです。

普通なら、縦に5箱ずつ積み上げているのが
今までの常識でした。


しかしこれが横倒しになってました。

どんな状況なのかデジカメか携帯があれば撮ってこれた
のですが、その時は手元になく後悔したほどです。

手にとって見てみると、昔に比べて明らかに
高さだけがメチャクチャ低くなっています。


そこで、テイッシュの経費削減方法について
調べてみたのですが、かなり興味深いことが
わかってきました。

先日読んだプライスレスという本に書いてあった
ことを抜粋すると、テイッシュは生活必需品の中でも
特に値段に敏感な商品だそうです。

値段を上げたりすると、すぐに他社製品や
他店に逃げられるため価格変更、値上げは
御法度らしいのです。

そこで企業はどうするか?


まず考えつくのが、値段はそのまま、テイッシュの
枚数や質を変えること。

昔は200組(400枚)と書かれていましたが、最近は
160組、180組ばかりです。

気がつきませんが、紙質も変えてあるでしょう。


さて、ここからが面白いのですが、これでも利益が
出せない場合、企業はどうするか?


2つ目は、消費者に気づかれない程度に、少しづつ
テイッシュの寸法を小さくしていくそうです。

これを何回、何十回と繰り返すそうです。

ですが1回ずつの変更はあまりにも小さいため、消費者は
全く気付かない。

視覚の誤差をついて、経費を削る。


そして最後。

これでも利益が出せない場合、販売メーカーはどうしたか?

何と、テイッシュ箱の寸法はそのままに、
中のテイッシュの寸法だけを小さくしているそうです。


試しに、あなたの部屋にあるテイッシュを振ってみてください。

大きさが一緒なら動きませんが、違う場合は動いて音がします。


私は何種類か試してみましたが、どれも動きました。

これが企業努力!?なのかマジックなのか不明ですが
利益を出すために頑張る知恵は表彰状ものです。

私たちの見えないところで、相当色んな思考錯誤をして
いるのだと感じました。


他にも、プライスレスという本では、色んな話が載って
いましたので勉強になりました。

http://saig.livedoor.biz/archives/1632918.html
3件のコメントがあります
1~3件 / 全3件
チョコレートなどにも、同じことが言えるかも。

ロッテのガーナチョコは、明らかに薄くなってるし。
(退会済み)
サカモトさん こんばんは。

ティッシュペーパーはいかに子会社で安く作るかにかかって
います。王子、日本、大王など大手は本体で作らずに
ネピア、クリネックス、スコッティ、エリエールなどの
ブランドとともにいろいろな子会社でいかに人件費を安く
するかが勝負です。ですから首都圏では殆ど作らず、北海道
四国、中部地方など人件費の安いところで物流費も安く押さえ
トータルコストをだれだけ抑えられるかが、利益を出すポイント
になっているようです。

あまり儲からない品種のようですが、消費者には必需品ですね
でもこの手の紙はリサイクルできませんから。残念。
さかもとっち

こんにちわ^^

今年もよろしくお願いします♪

今日の日記すごい興味深くて面白かったよ^-^
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