Tiger Eyeさんのブログ
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No.054 部品買取係数3割減
トヨタが、下請け関連からの自動車部品の買取価格係数の3割減額を要請する事となりそうだ。
期間は、向こう3ヵ年の間の、いつ頃かに実施する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091222-00000018-mai-bus_all
表向きは、「車輌価格を抑えこみ、需要を喚起する。」
と言うことらしいが、どうも、ひっかかる。
デフレで、今、高級車の200万円値引きは、当たり前になってきている。
そうすることで、販売台数という数字は、キープで出来ているが、メーカー希望小売価格で、売れている訳ではない。
新車から、いきなり、大幅に値引くと、新車価格にも影響するので、営業マンは、新車からは、値引かない。
一旦、誰かの名義で登録しておいて、中古車にしてしまうのだ。いわゆる「新古車」だ。
これなら、新車を中古車として、販売するのだから
規制等に"ひっかからず”に、販売することができる。
こういう販売方法が、昨今、当たり前になってきている。
そうなれば、600万の自動車を400万で売る事になる。
600万を400万は、例えが悪いと思うが、
1.000万→800万でも、内容は似たり寄ったりで
利益が、ほとんどない。
売った時点では、販売台数の増加は「形の上で成り立つ」。
しかし、純益の低下が激しくなる。
純益は、「売り上げー仕入れ」-人件費をはじめとした、あらゆる諸経費や金利もろもろ。
「売り上げ<仕入れ」では、困るという事だ。
トヨタが、これをやれば、ホンダや日産他の自動車メーカーも安易に追随する恐れもある。
将来展開されうる「価格競争」に備える為だ。
販売台数が伸びれば、「部品の買取価格係数」は、むしろ緩和されないと、下請けは、とてもではないが、やっていられなくなる。
中国がM&Aの動きを強めてきているなか、これでは、日本の自動車産業は瓦解の危機に晒されないかと、危惧する。
下請けを叩いて、元受本社が安泰になるとは限らない。
「子の親離れ」そして「少子化の問題」もあるのだ。
将来、シッペ返しが来るような気がする。
シッペ返しの矛先は、私達に来る。
過剰なデフレの駆除が、急務だ。
良いNewsもあるが
http://company.nikkei.co.jp/news/news.aspx?scode=7205&NewsItemID=20091218NKM0245&type=2
「新興国市場での価格競争力を高める」という事が
メインだそうだが、、、。
第二第三の「日本高周波」が出てこないとも限らない。
不安材料も多すぎる。
Tiger・Eye
部品が「価格帯に応じた必要最低限の品質」ということは、
耐久性も安全性もドライブフィールも全て犠牲になるのかな~
カイゼンも度が過ぎれば自らを滅ぼすかもしれない(O▽O;)
>部品が「価格帯に応じた必要最低限の品質」
そういう事になるんですね~TT
>耐久性も安全性もドライブフィールも全て犠牲、、。
、、、、orz"
なんだか、その自動車を"所有する喜び"というものが、
無くなってきそうですね.
"所有する負担"ばかりが増えちゃいますと、更に車離れが加速したりして。
修理代も増えそう。
安全性まで波及なら、保険も更に充実させなければ、、
保険代も、余計に、かかります><。
シッペ返しは、私達に降りかかると、、滝汗。
カーシェアリングで良いかな?
という、気になってきました^^;
流石にこのニュースには唖然としました。
私の中ではトヨタのコスト削減=下請○○○です。
2兆円を超える過去最高の連結営業利益も徹底した○○○の結果(トヨタ式、KAIZENとも自慢げに呼ばれますが)であり。
子会社・孫会社。
さらにその下請けの下請け。
末端の末端では、何十銭、何銭の世界でしのぎを削り採算がギリギリの生産をしいられている。
さらにこのタイミングで3割カットの一言ですか~。
ここまでくると明らかに○○○を超えてます。
(ヨーロッパ式がいいのか中東式がいいのか選べと言ってます)
ただでさえ日本企業・経済成長を支えてきた世界屈指の技術の集積である町工場、下請け業者に留めを刺すようなこの発言は正直頂けないですね~。
苦しい所に手を差し伸べてこそ親会社の勤めだと・・思うのだが。
上から言うのは簡単なんですけど。
傍から見て本当にカットしければいけないところは他にあるですけどね。
一つ上げるならレスサス・・。
明らかに無駄が多い。
と、またまた厳しい事、書いてしまいました。(伏字にはしてるのですが)
あぶないようでしたら消してくださいね~。
レクサスも、無駄が多いですね~
そこが、レクサスゆえの宿命でしょうね。
昔は、「腐ってもクラウン」という言葉が、流行ったときもありました。
だからこそ7年落ちでも安心して買えていました。
トヨタに求めるのは、やはり、卓越した信頼性です。
信頼からくる「腐ってもクラウン」の言葉。
この言葉を、無くさないようにして貰いたいと思います。