TAROSSAさんのブログ
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おせち商戦にもデフレの波が押し寄せ少量・高品質が人気
師走の声とともに、大手百貨店では正月の食卓を飾るおせち料理の販売がピークを迎えているようです。
景気低迷に伴う消費不振やデフレの影響から、低価格帯が伸びる半面、高額品が落ち込みつつあり、個数では前年並みか微増なのに比べ、売上高では苦戦が目立つようです。
近鉄百貨店では昨年より予約開始を3週間前倒して、10月1日からおせちの受付を開始したそうですが、12月6日時点での受注は、個数ベースで前年同期比3%減、金額ベースでは4%減だそうです。
高島屋も予約開始から1カ月半での売り上げは個数が3%伸びたものの、金額は1%増に留まったそうです。
大丸も、個数は前年なみだが、売上げは少し割り込んでいるようです。
各社とも3~5万円の価格帯が苦戦し、1~2万円台の割安な商品が売れ行きの中心となっているようです。
おせちを買う習慣がついた人は、継続的に買うことが多いものの、景気を反映して、質は落とさず量を減らして、節約しているようですね。
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関連銘柄:
近鉄百貨店(8244) 高島屋(8233) Jフロント(3086)
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