テクニカル派の盲点

らいあんさん
らいあんさん
いつも思うんだけどテクニカル派の人達って毎日大変だなぁと思う。ニュースとかアナリストのコメントを見てると昨日の答えが今日の間違いみたいになったりする。

ファンダメンタルとテクニカルの両方を知れば理想とは思うけどほとんどの人はテクニカルを中途半端に知ってしまうおかげでせっかくのファンダメンタルの知識が死んでしまったりしている。

ウォーレンバフェットは以前チャートとかも分析していたらしいが思ったような成果が上げられずある時点から企業のファンダや将来における利益の成長性しか考慮しなくなったらしい(”バフェットの株主総会”から)。ジョージソロスやモルガン銀行ですごい実績を残した日本人トレーダーの藤巻さんもチャートで儲けてもたかが知れていると言っている。

昨年の金融危機の時、さわかみ投信の澤上社長は”私は今日本株を買って買って買いまくっている”と言っていた。あのみんなが絶望している中でああいう事をいえるのが長期投資家の強みだしその言葉にすごく力づけられた事を覚えている。あの時アナリストとかで日経5000円もありえるとか言ってる奴もいたから。

テクニカル派の最大の弱点はどうしても近視的になってしまうという事と欲望に負けてしまうという事だと思う。

大半の人は僕も含めて頭としっぽをくれてやれぐらいでやらないと勝てないという事がわかっていてもなかなかその欲を克服できない。一万円を惜しんでその何倍を損を出したりしてしまう。ならば初めからそんな難しい環境に身をおかないで長期で企業の成長性にかけてみる方がワクワクするし面白い。

もし貴方が短期投資でなんども同じ失敗を繰り返していてその事を自覚しているならば長期投資の方があっているという事かもしれない。

合う合わないって結構重要だと思う。
16件のコメントがあります
1~16件 / 全16件
みやまな鉄砲長さん

はじめまして、コメントありがとうございます。

>投資法でも自分に合っているってのは非常に大切なことですわ(^_^)/

そうですね。その銘柄をどういう目的で買っているかによって対処法は変わってくると思います。なので短期投資家の視点で見れば売りでも長期投資家ならもう少し我慢して更に買い増しとなるかもしれません。

個人的に間違っていると思うのはこういった場合に一つの選択しかないといってその他の選択を否定する人達です。保有銘柄が急落した場合、短期テクニカル派ならば損切りという対処法になるというだけで中長期で運用している人にとっては収益力に衰えがないと判断出来れば絶好の買い増しの場になるかもしれません。

取っているスタイルによって対処法は変わってくるので一つしか選択肢がなくその他は間違いというのは違うと思います。

個人的に一番危険だと思うのは投資において短期と長期でのメリットの違いを理解せずに都合よく混ぜてしまう事だと思っています。
はじめまして!らいあんさん

なかなかいい日記みつけた( ̄ー『+』)発見!!

>あの時アナリストとかで日経5000円もありえるとか言ってる奴もいたから。

この死ぬ気で買ってましたよぉ~
[壁]* ̄▽)┳*------*ダダダダダ!!

>テクニカル派の最大の弱点はどうしても近視的になってしまうという事と欲望に負けてしまうという事だと思う。

そうですねぇ~見る幅がちょっと短いってのも見受けることがあります。長短両方みるのはなかなかおられないですねぇ~(^^ゞ

>合う合わないって結構重要だと思う。

銘柄でも動きでも、
投資法でも自分に合っているってのは
非常に大切なことですわ(^_^)/

つくづく感じます。
ハゲタカ目線さん

お久しぶりです。コメントありがとうございます。

お元気ですか?

ブログを紹介して頂いてありがとうございました。

ちょっと読んでみましたが面白いですね。

特に印象に残った個所は”今までの人生で目的意識を持って努力してきているのであれば今頃トレードなんかリスキーな事をしなくてもいいほど裕福になっているはずだ。”みたいな事を言っていた部分です。

個人的にはすごい耳の痛い言葉ですがその通りだと思いました(苦笑)。

これから時間のある時に他の記事も読んでみたいと思いました。

早速、お気に入りに追加しておきます。
こんばんは 月とスッポンさん

>ええと、根本的に勘違いしれらっしゃるのが、あたしの基本は長期投資です^^;

ごめんなさい、完全に勘違いしていました。でも日記を見る限り短期でやられても成功すると思いますよ。

>こういった短期売買は場中板をみれないあたしとしては限界がありますので、のんびり長期投資...

例の頭としっぽの呪縛から抜け出すキーワードはこの"のんびり”かもしれませんね。僕もちょっとのんびり行きたいと思います。
お久しぶりです。

クセの強いサイトで好き嫌い分かれると思いますが、
テクニカルに対する考え方はとても参考になると思います。

http://www.cmb-fund.jp/fx/blog/
こうなる事が多いというものが違った場合には
その逆の意味が 強い というマーケットからのメッセージとして受け取るのが正しい考え方だ。 セオリーどおりなら買いなんだけど、下がった。
それは 買いより売りが強いよ とマーケットが教えてくれているとしてみる。


私は、短期。冬眠中。
こんばんわ~☆

>月とすっぽんさんのようにロジックを立てて損切りが出来る人にとって短期投資は有効なんでしょうね。

ええと、根本的に勘違いしれらっしゃるのが、あたしの基本は長期投資です^^;

短期投資はほとんどやりません~
(相場が荒れてるときは短期に徹してきましたが、、、)

最近また長期にじっくり持てる銘柄を仕込もうと思ってるところです~

先物、オプションは短期用、ヘッジ用、荒れ相場で自分の身を守るための手段にすぎないですが、こういった短期売買は場中板をみれないあたしとしては限界がありますので、のんびり長期投資に少しづつ戻す予定です~^^
かりかりさん、

>ただただ安い主力銘柄を保有して長期保存

僕も似たようなものです。でもそれに長期的に利益が稼げるかどうかという点も考慮するようにしています。

ここが一番難しくもあり面白い所ですね。
なるほどですねー。

今のわたくしの知識では
ファンダメンタルの長期投資はできませんね。

ただただ安い主力銘柄を保有して長期保存、
そんなことくらいしかできません。
かりかりさん お元気ですか

>わたくしは両方、重要だと思います。

理想を言えば僕もそうだと思います。でもそう言っている人達によくよく話を聞いてみると投資する際にテクニカルとファンダの違いすら理解していない人もいます。

例えばファンダ重視で将来大きな利益を稼ぎだす可能性のある割安株を見つけて勝負するならその銘柄がある程度マーケットに評価されるまでにタイムラグが生じるというのを理解する必要がありますよね。

なのに日足を見て一喜一憂していればその場合テクニカルの知識はプラスどころかマイナスになります。後、優柔不断で損切りが出来ない人もテクニカルとか短期はすべきではありません。

僕が言っているのはそういう事で両方を高いレベルで理解出来ていればそれは理想です。いつかそうなりたいものですね。

ただ、スピードが武器のアスリートが変なウェイトトレーニングをやり過ぎて中途半端なパワーを付けた結果、一番の武器であるスピードが落ちてしまい並の選手になってしまったりする事もあります。
月とすっぽんさん、こんばんは

>最近個人は皆短期ばかりで、せっかくいい銘柄仕込んでるのに中途半端なところで手放してもったいないな~ って思います、、、

さわかみ投信の澤上さんはそういう事を繰り返して嫌になった結果長期投資に切り替えたそうです。 テクニカル派からはよくバカにされていますが個人投資家を応援するという明確な意思があり個人的には一番信頼出来るファンドですね。

月とすっぽんさんのようにロジックを立てて損切りが出来る人にとって短期投資は有効なんでしょうね。ただ損切りが出来ない人や周りに影響されてすぐ熱くなる人にとっては破滅への始まりかもしれませんね。

ちなみに僕は今のところ後者だと思います(汗)。わかっちゃいるけどやめられないって奴ですね(苦笑)。
ネオプラネットさん 

丁寧なコメントありがとうございます。

>”将来における利益の成長性”というのがなかなか読めず悪戦苦闘しています。

これは僕も同じですね。バフェットにおけるコカコーラみたいな企業を見つけるって事なんですが本当に難しいですよね。

例えば僕は市場調査関連のビジネスが長期的に利益を稼ぐには理想的なビジネスモデルだと感じています。ご存知の通り、市場調査関連は今までのデーターの蓄積が物を言うので歴史のある大手が時を重ねるごとにどんどん有利になっていくし設備投資にも多大なコストがかかるため新規参入が難しいという部分があります。

そういう事を理解していたから昨年金融危機でインテージが落ち込んだ時に全力買いをしました(途中でやりすぎて死にそうになりましたが結局は今まで一番儲ける事が出来ました(汗))。なのでネオプラネットさんがマクロミルを押されているのもよくわかります。

>基本的には私のスタンスは、景気後退期は買わずにキャッシュで持っていることが多いです。

これは僕も最近学びました(苦笑)。お金がないと心に余裕がなく我慢できないので長期投資家には致命的ですからね。今はポジションを半分に減らしています。
わたくしは両方、重要だと思います。
テクニカルが通用するときもあれば、
ファンダメンタルにおされるときもあります。

これは難しいところで、
ひとそれぞれの投資スタイルではないでしょうか?

ただ、かの有名なBNFさんなんですが、
映像でみるかぎりではザラバにもかかわらず
チャートをみてませんよねあの人は。
こんばんわ☆

たぶん、あたしは先物やオプションなどのデリバティブをやってるからテクニカルを重視せざるを得ないのだと思います。

指数にはファンダなんてありませんから、、、^^;

個別銘柄に関してはあたしはチャートよりファンダ重視で、チャートが売りサインを出していても、ファンダが良ければ放置してます^^それでもしっかりしてれば下げても再度高値更新していきます^^

>企業を徹底的に分析して利益の成長性を考慮
>長期投資では優良株をどれだけ安く買うかが一番のポイントですからね。

すごく納得^^
最近、長期投資は儲からないとかいうアナリストもよく目にするのですが、疑問です~

本当に優良な企業を割安で買って放置することが一番大事だと思います☆

最近個人は皆短期ばかりで、せっかくいい銘柄仕込んでるのに中途半端なところで手放してもったいないな~ って思います、、、
こんばんは、

月とスッポンさん、コメントありがとうございます。

>あたしはファンダもテクニカルも両方必要だと思ってます

僕は最近本当に長期投資をしたい人はテクニカルを考慮しなくて良いのではと思うようになりました。

企業を徹底的に分析して利益の成長性を考慮出来ればそれは結局テクニカル分析をしているのと同じ事だと考えるようになったからです。長期投資では優良株をどれだけ安く買うかが一番のポイントですからね。

月とスッポンさんの日記は興味深く読ませてもらってますが、皆が皆同じ方法を実行出来るかは疑問です。特に僕はすぐに浮足立ってしまいますから(汗)。

短期投資は特に当事者の精神的な強さに関わってくるし単純にそういうプレッシャーに向いていない人もいますから。

テクニカルを否定しているわけではなく向き不向きがあって向いていない人が下手にテクニカルを知る事は決してプラスにならないと感じています。ファンダ派の一番の強みは忍耐力と長期的な視点ですがテクニカルを中途半端に取り入れる事でその一番の強みを消してしまうおそれがあります。

まぁチャートで大まかなトレンドをみるぐらいはありかなぁと思いますが。
こんばんは、らいあんさん。

>企業のファンダや将来における利益の成長性しか考慮しなくなったらしい

私もファンダメンタル重視の銘柄選定を行っています。
しかしながら、”将来における利益の成長性”というのがなかなか読めず悪戦苦闘しています。市場規模が広がる業界で抜きん出る可能性が最も高いと思われる企業を探すのですが、如何せんどの程度市場規模が広がるのか?抜きん出る企業はどこか?と考え出すと、知恵熱が発生します。

基本的には私のスタンスは、景気後退期は買わずにキャッシュで持っていることが多いです。これでもか!というくらい安くなるまで待ちます。
例えば、世界的に有名な企業のPBRが1倍を割るとか、下方修正をしたにもかかわらずPERが5倍とかになるまで待ちます。
景気後退局面はPBR重視、景気上昇局面はPER重視で投資を行っています。さらに景気後退局面で株を購入するとすれば、生活必需品株に鞍替えします。

しかしながら、急激な下げに見舞われた株式に関しては、瞬間的に買って、すぐに売却して利ざやを稼ぐこともしますが…。

>テクニカル派の最大の弱点はどうしても近視的になってしまうという事

そうですね。私がテクニカルを使うときは、短期売買が中心になります。そうではないという人もいると思いますが、私は短期売買です。

>長期で企業の成長性にかけてみる方がワクワクするし面白い。

自分が長期展望を考え、その展望どおりになればゾクゾクします。

さまざまな本を読んだり、世間を見たりして長期的な展望を読める【神の目】を鍛えたいと思います。

長々と書いて申し訳ありません。
こんばんわ☆

あたしはファンダもテクニカルも両方必要だと思ってます^^
だから、両方の「GO」サインがでた時だけ売買します^^

テクニカルで「買い」でもファンダで「売り」だったら儲からないし、ファンダで「買い」でもテクニカルで「売り」なら儲からない、、、

銘柄を選ぶときは特にファンダも重視します。
で、ファンダ、テクニカルが揃ったときに「買う」「売る」
年に何回かのチャンスですけど、そのかわり掴んだら離さず流れに乗ります^^

今回は下落途中でテクニカルは「売られすぎ」を示唆していても下げ止まらなかったのはファンダで「買い」ではなかった、でもテクニカルとファンだの「買い」が重なったのが今回の9000円だったと思います^^
らいあんさんのブログ一覧