前日終値付近でもみ合い。

[UMC取締役 岡部さん]

水曜日の東京マーケットは、前日の米国株式市場が、第3四半期のGDP改定値が下方修正されたことや、銀行関連に悪材料が発表されたことが嫌気され下落したことから、売りが先行して寄り付いた。その後、財務省が発表した10月の貿易統計で貿易黒字が拡大した相場への影響は限定的で、もみ合う展開が続いた。
後場に入ると、企業の増資による需給悪化懸念や外国為替市場で円相場が円高基調で推移していることから積極的な売買が控えられ、前日終値付近でもみ合う展開となったが、連日軟調に推移していたことから大引けにかけて小幅上昇した。
業種別TOPIXでは、輸送用機器、空運、電気・ガスが上昇した一方、海運、不動産、石油・石炭が下げた。個別では、ＮＯＫ、ブイ・テクノロジー、富士重工業が高い。半面、ダイワボウホールディングス、しまむら、スクウェア・エニックス・ホールディングスが下げた。

詳細はこちら
http://www.united-mc.jp/