水曜日の東京マーケットは、前日の米国株式市場が、10月の生産者価格指数が市場予想を下回りインフレ懸念が後退し上昇したことから、小幅安で寄り付いた後はプラスに転じた。その後、日経平均の上げ幅は一時60円近くに達する場面も見られたが、企業の増資ラッシュを受け株式需給悪化への警戒感が拡大していることから伸び悩み、日経平均は前引けにかけて再びマイナスへ転じた。
後場に入っても、これといった材料に乏しく積極的な買いは控えられ日経平均は安値圏で推移した。また、政府のデフレ認定により景気の先行き不透明感が拡大したことも投資家心理を冷え込ませた。
業種別TOPIXでは、陸運、医薬品、化学が上昇した一方、不動産、その他金融、鉄鋼が下げた。個別では、ディー・エヌ・エー、ツムラ、花王が高い。半面、武富士、東京建物、プロミスが下げた。
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