今回の中国旅行でハマったのが刀削麺です。
↑の中央の写真のように、小麦粉を水で練った生地の塊を持って湯の沸いた鍋の前に立ち、くの字型に曲がった包丁を用いて生地を麺状に削り落として直接鍋の中に入れます。
生地を同じ長さ、太さに削り、鍋に入れるのを素早く行うにはまさに職人芸的な技が必要とされます。
曲がった包丁で削るため麺に薄いところと厚いところができ、それが独特の食感を生み出すんですよね。
日本国内で日本人向けにアレンジされた刀削麺はラーメンのようなスープを用いることが多いですが、四川省のそれは似て非なるもの。
釜茹で麺に酸味の利いたトマトソースをかけたり、豚肉の脂身とニンニクの芽が入った肉あんをかけて食べることが多いです。
なによりも麺が太くてボリュームがあるんですよ。
その中毒性はちょっと二郎ラーメンと似ているような。
これが1杯3元(日本円で40円ぐらい)という激安価格で、もう毎日のように食べてましたね。
日本でうまい刀削麺を食わすとこってないですかねー。