【第一興商】カラオケ機器設置シェアが上昇中

[TIW藤根 靖晃さん]

カラオケ機器設置シェアが上昇中

TIW では、競争激化で業務用カラオケの価格低下傾向が続くと予想する。ただ、同社のビジネスは機器賃貸や情報提供(カラオケ店への音楽や映像配信)などで稼ぐストックビジネスである。稼働率の低下したカラオケ店舗は、飲食との複合型店舗にリニューアルしている。成長企業ではないが、売上高営業利益率が約13％ある優良企業であり、10/3期TIW予想PER約9倍の水準に割安感が感じられる。

1Q(4-6月)のカラオケ既存店売上高は前年同期比90%(会社計画95.5%)と苦戦しているため、賃貸料の引下げなどコスト削減を進めている。カラオケ出荷台数は前年同期比93%(同94.4%)と伸び悩んでいるが、同業他社がそれ以上に苦戦しているため、設置シェアは上昇中。音楽ソフトは昨年のブームが続いている。1Qの決算発表は8月10日の予定。

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コンテンツ提供元 : 株式会社TIW　http://www.tiw.jp/
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