先週の木曜日ですが、久しぶりに最寄りのハローワークに行ってきました。相変わらずたくさんの人がいましたが、職業相談待ちに30人とかいたのはちょっと驚きました。
募集されていた仕事も大体が年収300万円ぐらいのもので、時給にして1000円以下の物も結構あったと思います。僕は個人的に年収が低くてもその仕事が合っているならそれでも良いと思っているんですけれども、そういう会社でも応募人数が30人とか40人いてとても応募する気にもなれません。
景気の良しあしを一番肌で感じられるのはハローワークに行く事ですね。政府が景気は上向いていると言っていましたが程遠い現実があると実感しました。
ところで最近なによりもうんざりしているのが履歴書を書いて郵送するという行為です。本当もう何枚書いて送ったか。せっかくのネット社会なのに、ハローワークなどで応募する時に必ず写真入りの履歴書を郵送してくれって言われます。
ひどい所になると、リクナビとかで職業履歴とか経歴をすべて登録させたものをデータで送った後に、しばらくしてから履歴書を送って下さいって言ってくる所もあります。テクノロジーがどんなに発達してもそれを使っている人間がダメならなんの意味もないですね。もっとひどい所になると、メールで送らせて、その後、面接時に手書きのものを渡した後、会社所定の用紙に手書きで職歴等を全て書かせる所もありました。
履歴書って郵送にしたら送る方はもちろん、それを管理する方だって大変です。時間もかかりますし、管理コスト、写真代だってばかにならないですよね。紙として保管したいならメールで受け取ったもので書類審査をしてそれに通った人に面接の時点で持ってこさせればいいと思います。でも面接で実際に会うんですから写真を貼るっていうのもあまり意味ないですよね。
ちなみにアメリカでは履歴書をメールかファックスで送るのが主流で郵送はほとんどないです。通常はタイプしたものでよくて写真も貼らなくていいのでメンドクサイと思った事はありませんでした。こういう所はアメリカを真似ても良いと思うのですが、なぜかそういう所は変わらないんですよね。不思議なものです。