日経がついに10000円を突破。
ここまでは日経のデータ(実際の出来高と株価の動き)に下げの傾向がなかったので予想通りだったが、たくさんの人が思っているようにこの10000円がこれからを占う分岐点になると思う。本格的な上げトレンドになるのか、それともここが天井となり今までの反動で下げに転じるか注目したいと思います。
ちなみに大きく上げる気配を見せたら全力買いも考えております。
ところで、ダウは先日ディストリビューションとなり、これで3回目(5/19, 5/20, 6/10)となりました。オニール氏のIBDのサイトでは、専属のアナリストがマーケットで機関投資家による明確な売りの傾向(S&P、ナスダックともにディストリビューションが3回)が見られるのでこれから反動(下降)する可能性もあり注意が必要と言っていました。
*オニール氏の理論では3~5回のディストリビューション(4~6週間)でトレンドが変わるとされています。
一方、日経は今日はディストリビューションだったけど、まだ今日も含めて2回しかカウントされていないので少し余裕があります。ただ、日本のマーケットはアメリカの動向次第という悲しい現実もありますので(汗)。
後、ネットでいろいろな専門家の意見を見てみると、10000円が天井という人が多いように思う。
確かに今の株価は感覚的に少し上がり過ぎな感じもしますが、そういう時は初心に返って実際のデータで判断するのが一番です。
オニール氏はアナリストの意見や噂を鵜呑みにしないで、実際のチャートと出来高を見て機関投資家が買っているか売っているかに注目することが一番大切と繰り返し言われていますので、それを忘れないようにしたいと思います。