昨年の6月から本格的に株の売買を始めましたが、途中昨年の10月の地獄のような下げやそれからの反発など色々と良い事も悪い事も経験してきました。
この辺りで一度これまでの自らの取引で学んだ点や反省点をまとめてみようと思います。
① 株の上昇にはやはりその銘柄の利益の成長力や回復力だと改めて実感した。
② できるだけ順張りを徹底する。基本は銘柄が下がらない限り長期投資というスタンス。初めから長期というのではなく、あくまでも損切りをしない短期の積み重ねが長期になるというイメージです。
③ 経験上、逆張りは非常に難しく、非効率でストレスもたまるので極力やらない。逆張りをするということはトレンドに逆らっているという事だと実感した。
④ しばらく株価と出来高の動きを見てその銘柄の動きがある程度感じられるまで待つ。キーはピポットポイント(ブレイクポイントプラス出来高の上昇)を掴んで勝負できるかどうか。
⑤ 出来るだけトレードの数を減らす。特に弱気相場でのデイレトはギャンブルだと思う。④を心がけると、自然と売買は減る。
⑥ 悪い時ではなく、良い時にこそ忍耐。上がりだした株は出来るだけ長く保有する。上がるごとに逆指値を上げる必要はあるが、少し下がってもその逆指値の地点にならない限り我慢する。これが多儲けの一番のキーだと思う。
⑦ マクロ的要素と個々の銘柄の売買は基本的に切り離す必要あり。ただ大まかな経済の流れを知らないと、昨年の10月の様な地獄を味わったりする
(*世界経済はアメリカの景気しだいという当たり前の事実を認識する必要がある。)
⑧ 損切りは基本的に10%以内だが、ベアとブルで使い分ける必要はある。特にベアでは価格変動が大きいので損切りを緩めに心がける。
⑨ 財務諸表は投資スタイルによって2通りの見方を使い分けるほうが効果的だと思う。長期投資ならば、その企業が長期的に儲かる体質になっているかを過去の財務と比較して調べる。もう一つの見方は利益が大幅に回復しているかどうか。これは中(短期)に合っていると思う。
⑩ 何らかの理由で10%以内で損切りできなかった場合は、銘柄によってナンピンという選択肢もある。*⑨の条件を満たしている必要あり。
⑪ 一つの銘柄で一つのチャンスを逃した(売った後に予想以上の上昇する等)からその銘柄はもう終わりという事ではない。同じ銘柄でもチャンスは再度訪れる可能性があるので引き続き動きを追う必要あり。
⑫ これは⑥にも通じるが、保有していた銘柄が一旦上がった後に、下がり始めた場合、基本はプラスで取引を終わらせることを心がける。
これらの経験の中では本で読んでいて理解していたと思っても、実際の失敗などを体験して初めてイメージできるようになったものもあります。
本などを読んで勉強する事ももちろん大切ですが、やはり実践で苦い思いをして初めて身になることもあると改めて実感しました。
一流トレーダーへの道はまだ遠いですが、一歩一歩の積み重ねを大事にして、いつかたどり着きたいと思います。
2件のコメントがあります
1~2件 / 全2件
はっぴぃえんどさん
おはようございます。
僕も⑪で手痛い経験を何度かしています。一度上がっていると、下がってもまた上がるかもという心理が働き、損切りがなかなか出来なくなりますね。
最近、利益確定も含めて、売るタイミングの難しさを痛感しています。
上がりだすと、怖くなってすぐに利益確定に走ろうとする自分を抑える必要はあるのですが、ただこの時に保険で逆指値値を決めておくのが重要だという事を最近気づきました。下記の言葉が身にしみます。
"どんな立派な家を建てようが、火災保険(逆指値)をかけずに済まそうとは思わないだろう(ニコラスダーバス)”
おはようございます。
僕も⑪で手痛い経験を何度かしています。一度上がっていると、下がってもまた上がるかもという心理が働き、損切りがなかなか出来なくなりますね。
最近、利益確定も含めて、売るタイミングの難しさを痛感しています。
上がりだすと、怖くなってすぐに利益確定に走ろうとする自分を抑える必要はあるのですが、ただこの時に保険で逆指値値を決めておくのが重要だという事を最近気づきました。下記の言葉が身にしみます。
"どんな立派な家を建てようが、火災保険(逆指値)をかけずに済まそうとは思わないだろう(ニコラスダーバス)”
らいあんさん、おはようございます。
私が一番恐いと思っているのは、⑪の場合です。
一旦利益が出たものが、下がり始め損になった場合、ロスカットをためらったばかりに損失が広がり大変なことになった経験があります。
プラスで終わらせる努力はもちろん、マイナスになっても躊躇せずに切らねばならないと感じます。
私が一番恐いと思っているのは、⑪の場合です。
一旦利益が出たものが、下がり始め損になった場合、ロスカットをためらったばかりに損失が広がり大変なことになった経験があります。
プラスで終わらせる努力はもちろん、マイナスになっても躊躇せずに切らねばならないと感じます。