最近日経、ダウとも完全に上昇トレンドだ。
4月になってから、ダウ及び日経の両方の株価と出来高を調べてみると、6回の買い越し(売り越しは2回しか計測されていない)となっているので、機関投資家は株を買い集めているとことになる。
アメリカの3大金融機関(JPM,CBK,BAC)の株価もかなりリバウンドしている。
少なくとも機関投資家は株価が中短期的には上がると見ているわけだ。
色々な雑音はあるが、この事実が一番重要だと思う。
もしなんらかの事情で予想外に下がったら損切りすればよいだけのことで、そう恐れることではない。
世界の金融システムが大変な状況になっているから手を出さない方が良いなどと言う人がいるが、そんなに難しい話しではないと思う。
世界のデリバティブの状況を考慮しがら株を購入するとか言っているの聞くと、本当バカじゃないかなぁと思う。個人投資家レベルでそんな詳細がわかるはずがない。(ジョージソロスとかは例外です。)
長期金利は短期金利の動向を考慮して、決められていく。株価も短期の状況から長期へとつながっていくものだと思う。
9000円台を抜ければ、その先にある10,000円代も到達可能な範囲になってきた。
最近、IBDでのオニール氏のインタビューを聞いた。損をしている人の多くは”セリングルールがしっかりしていない”という事を繰り返し言っていた。購入した株価が10%下がったならまだ許容範囲だが、30%,40%となってくると、それはセリングルールにつきるということ。
オニール氏からすると損をすべきして損をしていることになるのだろう。
9000円を突破せずに下降トレンドになれば損切りすれば良いだけ。
損切りでほとんどのリスクは防げる。