藤巻氏の助言

らいあんさん
らいあんさん
現在、色々な評論家や投資家たちがいろんな事をいっていますが、個人的にはソロスの投資アドバイザーも務めたことのある藤巻健史さんの助言や説明が僕は好きですし、勉強になっています。

藤巻建史さんによれば今後の経済の見通しをとらえるには大まかにわけて4つの事が重要であるとのことです。

① アメリカの三大銀行(シティバンク、バンクオブアメリカ、JPモルガンチェース)の株価をチェック

金融システムが落ち着けば、これらの株価は上昇を続けるだろうし、逆に悪くなるのであれば、誰がなんと言おうと下落していくとのこと。

② ドルの動き (ドル高、円安)
日本以外にもドル安になれば困る国はたくさんいるとのことですので、ドル高になり始めれば世界経済にとっては良いとのこと。

③ 鉄鋼業の高炉への設備投資に関するニュース
一般企業の設備投資と違い、鉄鋼業への高炉などの設備投資には、何千億というお金と、何十年単位の長期的なビジョンが必要なので、これの設備投資が中止されるということは、将来の経済の見通しを暗いということを明確に伝えているとのことでした。

 
④ 個人投資家の動き
個人投資家がトレンドをいち早く掴む可能性があるため。

言っていることはシンプルですが、色々な事を言われて、結局どうすればいいの?ってなるよりは、よっぽど役に立つアドバイスだと思いました。やっぱり出来るだけシンプルにして分かりやすく伝えることって大切だと思います。
4件のコメントがあります
1~4件 / 全4件
Zephyrさん

Zephyrさんの理解で問題ないと思います。オニール氏は、大口がその銘柄を今買っているか(もしくは売っているかどうか)を把握する事が一番重要だと説いています。すごいシンプルだけれども核心を突いていると思います。

僕はオニールの本を読むまで、個人投資家がトレンドを作ると勝手に思いこんでいましたが、その考え方は完全に間違っていました。オニールのおかげで、大口の機関投資家が買わなければ、その銘柄の株価は力強く上昇しないという当たり前の事実に気付くことができました。
ZEPHYRさん
 らいあんさん、こんばんは。

 なるほど。何となくですが、判った気がしました。需給的に買い優勢(大陽線とか踏み上げとか売り手降伏モードとか)が、明確になってくること、みたいな感じでしょうか(違ってたりして)。
 どうもお手数をお掛けしました。ご丁寧に、ありがとうございました~!(*'-')ノ~*
Zephyrさん

どうもお久しぶりです。

最近色々な経済の本を読んでいるのですが、やはり読んでいてい分かりづらい本は、途中でどうしても止まってしまいます。それが何度も続いたら読むのを止めようと決めています。

フォロースルーとは、上昇トレンドの銘柄(買い越しが3日から5日ある)の中で、その株価と出来高が、それまでの平均よりも大幅に上昇する日のことと理解しています。オニール氏いわく、上昇トレンドの中で、この現象が訪れれば、70%ぐらいの確率でその銘柄は確実な上昇を続けるとのことです。

ただ今の相場は下げ相場ですので、このようなセオリー通りにはなかなかいきませんが。オニールさんは、基本的に下げ相場は安めと言っています。
ZEPHYRさん
 らいあんさん、こんばんは!

 私は、藤巻さんの事は、存じておりませんが、確かに的を得たご意見のように感じました。
 特に、①、②(為替全般とも言えますね)、は仰る通りです。銀行の財務が健全化しなければ、景気悪化懸念が燻り続けるでしょうし、為替の急激な変動は、デリバティブによるヘッジをヘッジじゃない動きに変えてしまうのが怖いです。

 >言っていることはシンプル
 これは非常に大切な事で、シンプルに言うためには、それ相当な知識とコミュニケーション力が必要ですね。
 私もサラリーマン時代に、「如何に短文で内容を伝えるか?」という課題に日夜努力しましたが、まだまだ出来ていません。ということは、まだまだ知識もコミュニケーション力も低いということで、努力せねば!と思いました(汗)。

 では、よい週末をお過ごし下さいませ!(*'-')ノ~*

 P.S.オニールさんは、何度も読むべき本だと思いました。が、フォロースルーというのが未だに分かりません。また、読んで感想を書きますね。
らいあんさんのブログ一覧