最近、日本でもアメリカの様に格差から生じる問題が堅著にみられるようになったと言われる。確かに10年前には派遣なんて言葉はなかったし、終身雇用が当たり前の時代があった。
一方、テレビをつければ、ニュースとかでよく派遣で契約を打ち切られて、明日から生活するお金もないみたいな話を聞くが、これは派遣の問題というより、個人の問題だと思う。
確かに派遣は正社員より、給料や手当も少なく、色々と雇用上の問題もあるが、最低でも何かあった時のために、2、3か月の給料は、ヘッジするべきだし、それは大人として当然だと思う。そしてこれぐらいのことは派遣社員でも、十分に努力で出来る範囲だ。何かあった時に、政府や人頼み(家族ではなく他人)なんて、あまりにも都合が良すぎる。テレビで取り上げられているのはほとんどこういう人たちです。
個人的には、格差よりも日本で問題なのは、再チャレンジが難しい環境の方だと思う。派遣でも、タイミングが悪く、派遣社員で入っても、優秀だと判断されれば、正社員として雇うみたいな環境があまりにも少ないと思います。もし可能ならばJリーグの様に正社員と契約社員や派遣社員の入れ替え戦みたいなものをやったら良いと思う。そうしたら正社員の人たちももう少し緊張感が出て、派遣は責任感がないとか仕事が出来ないからしょうがないなんてちょっと言えなくなります。特に上の世代の人たちは意味もなく威張ったりできなくなるでしょう。
僕は正社員と派遣社員の両方の経験がありますが、派遣社員でも、一生懸命に働いて正社員より優秀な人たちがたくさんいることを自身の経験で知っています。
これからの日本の経済発展に必要なのは、格差をなくすことよりも、再チャレンジの環境を整備していくことが鍵になるのではと思います。
4件のコメントがあります
1~4件 / 全4件
Zephyrさん
おはようございます。
>正社員のスケープゴートにされている
これは本当におっしゃる通りだと思います。多くの派遣及び契約社員は正社員と同じかそれ以上の仕事をしていて、出来れば正社員になりたいと願っている人たちです。なのに会社で年配の人たちに聞いてみると、派遣社員について、あまり良いイメージを持っていないように思えます。自分たちが派遣社員を経験したことがないから、未だに派遣社員イコール”使えない”とか”ちゃんとしていない”というイメージがあるのでしょうね。
テレビで取り上げられている派遣労働者の大半は、派遣労働者の問題というより、個人の問題だと思います。メディアももう少しバランスよく取材するべきです。あの人たちイコール派遣社員というイメージがつくのは、多くの派遣社員にとっても嫌なのではと思います。
僕もZephyrさんも就職氷河期の世代ですよね。僕が大学を卒業した時にある都内の真珠メーカの合同会社面談に行ったことがあるのですが、なんと200人以上集まっていました。採用担当者からその中で採用するのは、一人か二人だと言われ、あまりにもバカらしくなって、途中で帰った記憶があります(笑)。その世代の多くが、未だに派遣社員として、光をみいだそうとしていますよね。
もっと言えば、ボーナスや手当や交通費ももらわずにここ数年の企業の利益の貢献してきましたよね。それがいらなくなればポイです。”それが派遣というもの”と言ってしまえばそうなりますが、自分がその体験をしたらとてもそんな事は言えなくなります。重要なのは、この人達の多くが、実力ではなく、タイミングや環境により派遣社員になったということです。
おはようございます。
>正社員のスケープゴートにされている
これは本当におっしゃる通りだと思います。多くの派遣及び契約社員は正社員と同じかそれ以上の仕事をしていて、出来れば正社員になりたいと願っている人たちです。なのに会社で年配の人たちに聞いてみると、派遣社員について、あまり良いイメージを持っていないように思えます。自分たちが派遣社員を経験したことがないから、未だに派遣社員イコール”使えない”とか”ちゃんとしていない”というイメージがあるのでしょうね。
テレビで取り上げられている派遣労働者の大半は、派遣労働者の問題というより、個人の問題だと思います。メディアももう少しバランスよく取材するべきです。あの人たちイコール派遣社員というイメージがつくのは、多くの派遣社員にとっても嫌なのではと思います。
僕もZephyrさんも就職氷河期の世代ですよね。僕が大学を卒業した時にある都内の真珠メーカの合同会社面談に行ったことがあるのですが、なんと200人以上集まっていました。採用担当者からその中で採用するのは、一人か二人だと言われ、あまりにもバカらしくなって、途中で帰った記憶があります(笑)。その世代の多くが、未だに派遣社員として、光をみいだそうとしていますよね。
もっと言えば、ボーナスや手当や交通費ももらわずにここ数年の企業の利益の貢献してきましたよね。それがいらなくなればポイです。”それが派遣というもの”と言ってしまえばそうなりますが、自分がその体験をしたらとてもそんな事は言えなくなります。重要なのは、この人達の多くが、実力ではなく、タイミングや環境により派遣社員になったということです。
らいあんさん、こんばんは!
>再チャレンジの環境を整備
確かにそうですね。派遣社員さんの方が、優秀という事例は私も経験してます。ある意味、正社員のスケープゴートにされてるような気もします。
また、就職氷河期という言葉が出てきてますが、社会に出た時の経済に左右され、有能な人材が活かされないというのは、国益的にも良くないと感じてしまいます。
たとえが悪いですが、ゲームの三国志のように、探せば、在野に有能な人材がいそうですよね。
日本は、敗戦後、米国主導で民主化を行ったものの、その制度が日本に合うものか?あるいは、日本がキチンと理解しているか?という疑問が浮かびあがります。
これからの日本のあり方が問われている時代、発想の転換に期待したいですね。
P.S.オニールさん手強いです(笑)。読んで、理解するまで、もう暫く、時間がかかりそうです。
では、よい週末をお過ごし下さいませ!(*'-')ノ~*
>再チャレンジの環境を整備
確かにそうですね。派遣社員さんの方が、優秀という事例は私も経験してます。ある意味、正社員のスケープゴートにされてるような気もします。
また、就職氷河期という言葉が出てきてますが、社会に出た時の経済に左右され、有能な人材が活かされないというのは、国益的にも良くないと感じてしまいます。
たとえが悪いですが、ゲームの三国志のように、探せば、在野に有能な人材がいそうですよね。
日本は、敗戦後、米国主導で民主化を行ったものの、その制度が日本に合うものか?あるいは、日本がキチンと理解しているか?という疑問が浮かびあがります。
これからの日本のあり方が問われている時代、発想の転換に期待したいですね。
P.S.オニールさん手強いです(笑)。読んで、理解するまで、もう暫く、時間がかかりそうです。
では、よい週末をお過ごし下さいませ!(*'-')ノ~*
はっぴぃえんどさん
こんばんは。
最近ワークシェアリングなんて言葉も出てきています。これらは一部の人たちに都合のいいように変えられる可能性があるので注意が必要ですが、ちゃんと使われれば日本経済にとっては良いこととなるかもしれません。
平等な競争を促進することが資本主義における最大の魅力ですが、そういう意味では今の日本は、この平等な競争がという部分が一番欠けているのではないのかなぁと思います。
株式市場ではサブプライムなどの問題もありあまり良いイメージを持っていない人もいると思いますが、本来はそこで集められたお金が資本となり、それらが有望な企業に流れ込んで経済を良くして自分たちの生活をより豊かにしているというのも事実です。そう考えると今一番もったいないお金の使い方は、日本の銀行に預けるというオプションではないかなぁと思ったりしてしまいます。
こんばんは。
最近ワークシェアリングなんて言葉も出てきています。これらは一部の人たちに都合のいいように変えられる可能性があるので注意が必要ですが、ちゃんと使われれば日本経済にとっては良いこととなるかもしれません。
平等な競争を促進することが資本主義における最大の魅力ですが、そういう意味では今の日本は、この平等な競争がという部分が一番欠けているのではないのかなぁと思います。
株式市場ではサブプライムなどの問題もありあまり良いイメージを持っていない人もいると思いますが、本来はそこで集められたお金が資本となり、それらが有望な企業に流れ込んで経済を良くして自分たちの生活をより豊かにしているというのも事実です。そう考えると今一番もったいないお金の使い方は、日本の銀行に預けるというオプションではないかなぁと思ったりしてしまいます。
これについては、私もそのように思います。
しかし、日本では倒産した会社の社長は個人保証をしていて浮かび上がれないような仕組みとなっています。
何らかの担保がなければ、お金を貸さない仕組みとなっています。
信用で貸すことが一般的になるのはいつの日か。
「経済って何だ」は読んだことがあります。
株式市場が健全であれば、資源配分がうまく機能することになります。
これって、資本主義の根幹をなすことですよね!
しかし、日本では倒産した会社の社長は個人保証をしていて浮かび上がれないような仕組みとなっています。
何らかの担保がなければ、お金を貸さない仕組みとなっています。
信用で貸すことが一般的になるのはいつの日か。
「経済って何だ」は読んだことがあります。
株式市場が健全であれば、資源配分がうまく機能することになります。
これって、資本主義の根幹をなすことですよね!