夢じゃないという少年

らいあんさん
らいあんさん
最近のテレビで個人的に気に入っているコマーシャルがあります。

そのCMの内容は、ある子供が建築士か何かになりたいという設定で、その話を聞いている銀行員?(ココリコの田中)が、”素敵な夢だね”と言うと、その子供が”夢なんかじゃない”という内容です。

このCMは、何故かたくさんの人が誤解している夢と目標の定義を明確に正していて、それを子供が大人に気付かせるという構成が、非常に面白いと思います。

建築士になりたいというのは目標であり、夢ではありません。夢というのはもっと努力以上の才能や運が求められるもので、例えば将来サッカーの日本代表になりたいみたいなことだと思います。

こう言ってしまうと当たり前の事に聞こえてしまいますが、大人でも結構この夢と目標の意味を混同している人が多いのではないのでしょうか? 親の仕事を継ぐことが夢だという人や起業することが夢だという人がいますが、それらは目標であり夢ではありません。マスメディアはこういう誤解を正す努力をする必要があると思います。

意識に訴えられるのがテレビの利点なので、マスメディア側はこういうCMをどんどん作って欲しいと思います。
4件のコメントがあります
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はっぴぃえんどさん

お元気ですか?

本来、夢と目標の定義は明確に違います。ただ何故か言葉を本職とするメディアの中でも平気で間違わて使われたりしています。これらをはっきりと区別して理解するのことは自立する上で非常に大事な事だと思います。
思惑さん
らいあんさん、ようやく私もこのCMを見ることが出来ました。

サザエさんを車の中で見ていたら、JAのCMとしてやっていました。

夢とか青春とか愛とかは、あまりにもあいまいな言葉でよくわかりませんね。

少年が本気で夢なんかじゃないと言い返したところは、私のような初老の域に達した者から見れば苦笑を禁じえません。

私も株歴が20年を越えてつくづく思うことは、「少年老いやすく学なりがたし」ということです。
Zephyrさん

明けましておめでとうございます。

おっしゃる通り、日本のマスメディアで一つでも多くの効果的で意味のあるCMおよび番組が作られればと願っております。マスメディアが国民に与える影響は非常に大きいですからね。

本年もどうぞよろしくお願いします。
ZEPHYRさん
 らいあんさん、こんばんは!
 おっしゃる通りですね。夢と目標の定義は、全く違うと思います。「夢」は「大切な想い」である反面、「甘え」などの弊害を含有しているということを忘れていたなぁ~!と気づきを頂いた感じがしましたアリガトウゴザイマス。大切な思考も日々の生活に追われて、忘れていることって、結構多いですね。
 実社会においても「将来こうなりたい」という想いはあっても、それを実現するための作業を「いや~今は・・・」みたいな否定する場面に遭遇します。それがそのCMの銀行員?の思考のように感じました。
 そのCMは、見たことありませんが、本質を突いているなぁという気がしました。このところ精彩を欠くマスメディアですが、頑張って有意義なものを創っていって欲しいものですね。
 では、よい週末をお過ごし下さいませ!(*'-')ノ~*
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