動脈硬化のプラーク形成を測定するのはイイのだけれど、
それって、すっごく難しくないですかって話。
ちっぽけな血管内部を定点測定する、
どうやって誤差を補正するのか、
あるいは、その精度を保証するのか。
気温や体温、交感神経や副交感神経の力関係、
測定に関する物理的な精度の他にも、考慮しなくてはいけない点が多い。
動脈の直径が、このような因子の影響で少しでも広がったり狭まったりしただけで、その測定結果は大きくぶれてしまう。
真島医師の食事と動脈硬化プラークの関係調査という
着眼点は素晴らしいと思うのだけれども、
実はそれって、とても難しい問題をはらんでいると思われるのだ。
ただ、RAP食によりいろいろな改善がみられるとしたら、
その報告を信じてあげたい気持ちは山々なのだけれども。
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それから、マクロファージが動脈硬化のプラークを貪食しているという仮説も、まだ仮説にしか過ぎない。
そーかもしれないし、そーじゃない別の因子で動脈硬化のプラークの増減があるかも知れない。
まだ、よくわかりませんよね?
ホントウかどうかわからない測定方法と、曖昧な仮説に基づいた見解。
これでは、信じてあげたいけれど、まだまだ不完全といわざるを得ない。
なので、ミツカンさんと共同研究していただけませんか。
白黒はっきりさせましょう。