人の出会いというのは、不思議なもんです。私と、今の女房との出会いは、これまた、不思議なもんです。昔のことですが、わたしは、桐生市に住んでいて、そこから友人の車で、妙義山に、ドライブに出かけました。
当時は、4,5台の車に、分乗していき、次の目的地は、どこどこで、そこまで各自、勝手に、運転したものでした。丁度、紅葉の秋でした。妙義の紅葉を見に行こうというものでした。
そこから、不思議なことが起こります。帰りに、ある家が目に留まりました。
そこで、こんな気持ちになりました。
その家に行って、
「お宅の娘さんと、縁が、あります。」と、
一言、言いたくなりました。
その時は、そのまま、桐生市に帰りました。
その後、10年くらい経過して、ある娘さんと、見合いをしました。
その後、いろいろ、話しをしている中に、驚きました。
その娘は、10年前に、妙義山に、ドライブに行ったとき
「お宅の娘さんと、縁があります。」
と、思った時の、その家の娘だったのです。
そして、その人と、結婚しました。
それから、数十年経過して、思い出したのです。
これで、終わればよいのですが、その次がありまして。
この人と、結婚したのは、大失敗でした。台所仕事は、まるで駄目。低俗テレビにご熱心。うんざりと、がっかり。
神様が、お決めになった運命とは、こんなもんかと、思います。
また、ため息一つ。あーあ、嫌んなっちゃうなー。
もう一つ、思い出しました。小学校の4年生の頃、夕方4時のニュースで、
妙義村長選で、女房の祖父が立候補して、選挙違反で、逮捕されたことです。
なんで、こんな事が、記憶に残るのか、神の啓示なのか。