先日、次の動画を診た。
ガンの好む環境というところで、
「酸性状態」というのがある。
消化器というのは、酸性に傾いているという。
クエン酸は、膵液と混ざって吸収され、酸性から弱アルカリ性(クエン酸ソーダ)に変わる。つまり、胃に達したときは、酸性。このため、クエン酸は胃ガンに効かなかったのだろうか。
それとも、胃ガンの原因はピロリ菌という説もあるので、それで、クエン酸が胃ガンに無効だったのだろうか。
はたまた、重曹だったら、効いたのだろうか。
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オイラが若いころ、病院勤務をしていたとき、
上司と仲の良い医師Sが、いつも処方箋で重曹やら他の胃薬を飲んでいた。
それがあんまり続くものだから、オイラは上司に「S医師は胃ガンなのではないか」と率直に意見してみた。
結果、その通りで、スキルス性胃ガンなのであった。
胃の表面にはできないガンなので、胃カメラで見つけることが困難とされる。
武見太郎と同じく、発覚から数年で他界された。まだ40~50代であったと思う。
このS医師の場合、重曹を飲んでも、胃ガンに効かないと思われる。
重曹はガン細胞に接触できれば、ガン細胞を殺せるとシモンチーニは書いている。でも、ガン細胞に届くことができなければ、ガン細胞を殺せない。
なのでシモンチーニは、ガンのできている場所によって、重曹溶液がガン細胞に接触できるよう、カテーテル治療を応用したりしている。そして、癌組織である真菌細胞は、その環境により驚くべきトランスフォームをする生き物であり、一筋縄ではいかないとも述べていた。製薬会社はガンのための抗真菌剤を開発すべきだとも訴えている。
(米国の動画で、フェンベンダゾールという駆虫薬でステージ4ガンが治ったというのがあった。イベルメクチンも元々は駆虫薬なのであった。イベルメクチンに抗真菌作用があるとする説もある)
そんな具合で、スキルス性胃ガンだと、重曹を飲んでも胃壁内部にいるガン細胞に届きにくいと想像される。また飲んだときには酸性であるクエン酸も、胃では酸性状態を助長するのだから、胃ガンに効きにくいのだろう。
物理学者の井口氏のブログにあった、大腸癌が重曹溶液を腸注して、簡単に、なんともあっけなく溶けるようにして消えていく動画を視たとき、当時はとても信じられなかったが、
こうしていろいろなことがわかってくると、信じられてくる。
結局、胃、小腸、大腸など消化器系ガンで壁の表面にあるガンの場合は、重曹の方が有利なのかもわからない。ただし、壁内部ガンの場合は届かない可能性がある。その場合は、イベルメクチンやらフェンベンダゾールをやってみるしかない。いやいや、順番なんて考えているより、できることをすべて同時にでもやった方がイイし、やるしかないだろう。
なお、冒頭の動画を作成したヒトは、「クエン酸の抗がん作用」についても説明してくれており、勉強になる。他の作品も視て勉強してみる。
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まとめると、クエン酸はガンの予防になりえるので、これは平素からメインとして考えるのがよいと思われる。
しかし、それでもガンになった場合には、特に消化器系だと重曹やらイベルメクチンなど駆虫薬系も試してみる、などだろうか。