またまた、水もごはんもたべなくなったニャンコ先生。
だめだ、こりゃ。。
と思って、火葬と納骨の手配を探す。
検索した結果、茅ヶ崎の白峯寺の共同墓地がイイと思われた。
第一希望は、建長寺だったが、
電話してみると、ネコちゃん慰霊はやってないという。
でも、養老孟司先生の愛猫「マルちゃん」が他界した際に、
建長寺に猫塚をこしらえたという話を聞いていたから
不審に思ったのだが。
虫塚ならあるのですけど、猫塚はないですねーなどとのたまう。
しょーがないから、今度は菩提寺の常光寺にあたった。
やはり、同様な答え。
で、巡り巡って、白峰寺に行き着いたのであった。
*
帰り道に、もう愛猫が他界するのだと思うと食欲もなく、
海老名インターに外から出向いて、
崎陽軒のシュウマイ弁当でも食べて元気だそうと、
上りインターに行って、弁当を買った。
そこから15分くらいで帰宅して玄関の鍵を開け、
一階のきっちゃない居間に入って左を見ると、
3日間入れっぱなしになっていたミルク容器が、逆さまにひっくり返っていた。
それと、ゼリー状で高齢ネコ向きな銀のスプーンもなめ繰り返されていた。
水もごはんも食べられてなかったニャンコ先生の逆襲だ。
おまえ、痛めつけられても立ち上がる007かっ、などと思ってみる。
追加のミルクを注いであげると、時間をおいてだけど、ぺちゃぺちゃと飲んでいるではないか。
この時点で、死ぬのは少なくとも年明け決定だろう。
エサのそばに、ニャンコ先生が鼻先につけていたきっちゃないカサブタのようなものが落ちていた。
もしかして、このカサブタが落ちて味覚と嗅覚が蘇り、
食べたくなかったけど、やっぱり食べるっ、などと感じていた可能性が高い。
善行どうぶつ病院の女性獣医は、こういうことを見越していた可能性が高い。
だとしたら、ちょっと別の意味で凄くないか?
だからこそ、年明けの2週間後に、また抗生物質うちに来てねと言ったのではないか?
普通は、もうダメだと思うだろう。
生まれてからネコがいない日がなかったオイラは、
ちょっと、感動している。。