元祖SHINSHINさんのブログ
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ニャンコ先生、危うし
突然に数日間、水もメシも食べなくなったニャンコ先生。
みると、左目から目やに、口の左端から膿がたれている。
個人輸入していたアジスロマイシンを飲まそうにも、
触ると怒るネコなので、それも叶わじ。
ネット検索して獣医を探した。
直感でイイかもと思ったのと、他の獣医院が水曜休みが多くって、
水曜開業していた善行どうぶつ病院へ、ニャンコ先生を車で連れて行った。
「左側の上にある歯が膿んでおり、それと左目の目やには連動していると思う」
それが女性獣医の見立てだった。
2週間持続するセフェム系抗生物質注射と栄養点滴をすると。
「それと、右頬にあるコブは腫瘍だが、血液検査をして良性か悪性か検査するか、それとも対症療法にとどめますか?」
と訊かれたので、『患者よ、ガンと闘うな』にすると、オイラは答えた。
とりあえず、注射でコブの内容液を吸い取ってもらって、大分小さくなった。
伸びすぎて肉球に食い込んでいた爪も、きれいに切ってくれた。
九尾の狐のようになっていた毛玉も、バリカンで刈ってくれた。
ほんの20分くらいの時間で、すべての作業をテキパキとこなしてくれた。
おまけに、料金が想定以上に安くって助かった。
*
自宅に帰った途端に、少し元気を取り戻していたニャンコ先生は、
ごはんをなんとか食べて、器の水を全部飲み干していた。
明細書を見たら、鎮痛剤も注射されたようで、
今のところは痛みが和らぎ、ごはんを食べられたのだと思われる。
齢16になろうかというニャンコ先生は、
ヒトに換算すると80歳に相当すると教えられた。
抗生物質の効き目がきれる2週間後に、また来院する予定になっている。
しかしながら、この歯槽膿漏がちゃんと治らないと、
すぐにまた食事がとれなくなって、衰弱していくだろう。
ネコやイヌの歯科は特殊なようで、他の獣医院では歯科専門の獣医さんがいる知った。
歯を治すのなら、そうした獣医院へ行かないとイケないだろう。
今後どうしたものか、思案に暮れている。
オイラも「ちゅ~る」ならと思ってケーヨーデーツーで、
一番ちっちゃい奴を買ってみたのですが、見向きもしません。
もう、ヤバいかもです。
タビーは、性格が凶暴なので、
女性獣医さんにも伝えていたのですが、
やっぱり、治療中にゴジラのように吠えていたのでした。
「シャー、オイラに触るんじゃねー、オイラを誰だと思ってるんだ、シャー」みたいな感じでした。
飼い主に性格が似ると、ことわざのように言い伝えがありますが、
否定できません。
ネコの振り見て、我が振りなおせってことなのでしょうかw