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本日イトーヨーカ堂と食品スーパーのベルクの視察に行ってきました。
以下個人の感想です。
●イトーヨーカ堂
食品部門については生鮮は価格は標準的で、見た目の品質は良さそうです。時間帯もあると思いますが客層は中高年が多いですね。
見た感じや雰囲気は比較的ミドル層からアッパーミドル層が多く客層は良さそうです。
ただ、食品部門の問題点は2つほど感じました。
1つ目は加工食品ですが、1商品あたりの陳列数やフェースが全体的に多く、明らかに商品の種類が少ないです。これは食品スーパーと言うよりむしろ安売りのドラッグストアやディスカウントストアに近い展開方法です。これでは欲しい商品がない可能性のほうが高くなってしまいます。
2つ目はPBです。言わずとしれたセブンプレミアムですが、はっきり言ってパッケージの違いが分からず、ぱっと見て複数の種類が陳列してあっても1つの種類だけに見えてしまいます。パッケージも単純(シンプル)過ぎて楽しくありません(カオナシや幽霊みたいです笑)。価格も明らかに周りから悪目立ちすぎて(安すぎて)客層からはかけ離れてしまっていると思います。
2階の専門店はもうどうしようもありませんね。
そもそも売り場が入り組みすぎて、商品がどこにあるのかがわからない。また、どこで会計をしたらいいのかわからない。婦人服は明らかにデザインが70歳以上向け(というか今のお年寄りでも着ないようなデザインのものがある)。通路に向けて女性用の下着が目立つように陳列してあり、男性や子どもからはかなり通るのが恥ずかしい。食品と同じく商品フェースが明らかに多い商品があり、陳列スペースを無駄に消費している。ニトリや無印良品と比較し明らかに値段が高い(品質はいいのかもしれませんが)。他の外部のテナントと商品カテゴリが重複し競合している。などなどちょっと見ただけでもかなり問題点があるのではないかと思いました。
実際お客さんも2階は1階やテナント階と比べるととても少ないです。
抜本的な改革が必要なのではないか思いました。
●ベルク
食品スーパーですが、客層は若い人が多かったです(6割位)。生鮮、加工食品ともに全体的には標準的な価格(安い商品もあり)、品揃えです。
ですが、よく棚を見ると明らかにおかしい商品があります。定番の棚に紛れ込んでいるのです。
これ絶対に売れないだろ…的な商品がなんと定番の棚にあるのです。
たとえば、
流石にこれは売れないのでは…
まあ、このような明らかに売れなそうな商品やご当地の商品などが定番の棚に展開されているのです。
ベルクは端から端までじっくりと売り場を見てしまい、気になった商品を複数購入してしまいました…
これがベルクが若い人に支持されている理由なのだと思います。
変な商品が売り場に紛れている。宝探しの気分でワクワクします。
イトーヨーカ堂のPBとベルクの取り扱うへんな商品は明らかに方向性が反対です。ただ、消費者としては明らかにベルクの商品展開のほうが面白いですね。