28000円付近で耐えている状況が裏目に出た

情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。


株日記は「米国株について」を朝の8時頃

「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。


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9月1日 木曜日


日本株について

本日の日経平均株価は、430円安の27661円で取引終了。

欧米株安を受けて、売り先行。500円ほど下げたところで売り圧力は低下しますが、買い戻しの力も弱く安値揉み合いのまま大幅に続落。


〇東証プライムの売買代金と騰落状況

売買代金は2兆7170億円、出来高は11億42万株。

値上がり銘柄数は195、値下がり銘柄数は1606、変わらずは35銘柄でした。


〇業種別ランキング

建設のみ上昇、他32業種は全て下落。


下落率の高い順

海運、卸売、鉱業、石油・石炭、保険


〇日経平均採用銘柄の騰落率

値上がり銘柄数は22、値下がり銘柄数は200、変わらずは3銘柄でした。

上昇率の高い順

(1928)積水ハウス 5.9%高

(5631)日本製鋼所 2.9%高

(1808)長谷工コーポレーション 2.8%高

(9766)コナミG 2.4%高

(3101)東洋紡 2.1%高


下落率の高い順

(3103)ユニチカ 4.6%安

(8002)丸紅 4.2%安

(6902)デンソー 4.1%安

(8001)伊藤忠商事 4.0%安

(6857)アドバンテスト 4.0%安


〇米国株による影響

ダウ平均 0.88%安

ナスダック 0.56%安

S&P500指数 0.78%安


3指数揃って下落。また、米国株の項で書いています通り、ダウ構成銘柄、業種別が共に全面安。この展開は日本株にマイナス材料。


〇欧州株による影響

イギリス(FTSE) 1.05%安

ドイツ(DAX) 0.97%安

フランス(CAC) 1.37%安


3市場揃って大幅安の展開も日本株にマイナス材料。欧州投資家による損失補てんの日本株売り。


〇28000円付近で耐えている状況が裏目に出た。

29000円超えから大きく下げて、28000円付近で耐えている状況でした。

言い換えれば、そこで買い付けている投資家が相応にいるということ(底打ち、先高感で)。


よく言えば、買い意欲は強く底固い。しかし、予想に反して下落すると、見切り売りと失望売りが出やすくなります。こうなると、本来の売りにプラスされるので下げが加速することは多々あり。本日の大幅安は、まさにこれ。


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