日本株は3連休を前にリスク回避の手仕舞いと手控え

情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。


株日記は「米国株について」を朝の8時頃

「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。


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7月15日 金曜日

日本株について
本日の日経平均株価は、145円高の26788円で取引終了。
前場は200円を超える値幅で乱高下。後場は高値圏で揉み合いました。

〇東証プライムの売買代金と騰落状況
売買代金は2兆5444億円、出来高は10億7831万株。
値上がり銘柄数は689、値下がり銘柄数は1074、変わらずは75銘柄でした。

〇業種別ランキング
16業種が上昇、17業種が下落
上昇率の高い順
その他製品、電気・ガス、輸送用機器、精密機器、小売

下落率の高い順
鉱業、銀行、保険、その他金融、不動産

〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は59、値下がり銘柄数は160、変わらずは6銘柄でした。
上昇率の高い順
(9983)ファーストリテイリング 8.7%高
(7205)日野自動車 3.6%高
(4507)塩野義製薬 3.5%高
(7974)任天堂 3.1%高
(5803)フジクラ 2.6%高

下落率の高い順
(7186)コンコルディアFG 3.8%安
(1963)日揮HD 3.5%安
(8795)T&Dホールディングス 3.1%安
(8331)千葉銀行 3.1%安
(8750)第一生命HD 3.1%安

〇米国株による影響
ダウ平均 0.46%安
ナスダック 0.03%高
S&P500指数 0.30%安

ダウ平均は下げていますが、600ドルを超える下げ幅から142ドル安まで戻した展開は、日本株にプラス材料。

〇欧州株による影響
イギリス(FTSE) 1.63%安
ドイツ(DAX) 1.86%安
フランス(CAC) 1.41%安

欧州市場は全面大幅安。米国株が売り先行で大幅安になったことも下げに拍車をかけました。但し、米国株の後半戻しを織込めていない為(明日の欧州株は上昇するかもしれない)、欧州投資家による損失補てんの日本株売りは少なかった印象。

〇為替相場による影響
ドル円相場が1ドル139円まで上昇。こちらは株式相場にプラス材料。とくに自動車などの輸出関連株には、円安を好感する買いが入りやすい。

〇3連休を前に手控えと手仕舞い
ファーストリテイリングだけで、日経平均を214円押し上げています。これを差し引くと、本日の日経平均は69円安。プライム市場の58%が下落、日経平均では62%が下落しました。3連休を前に、リスク回避の手仕舞いと手控えがありました。

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